格付:A

格付:A

夢源氏剣祭文 原作:小池一夫(青春アドベンチャー)

平安時代。 4歳の少女・茨木(いばらき)は、都にいる父を探して旅をしている途上で母を亡くし、天涯孤独の身の上になってしまう。 さらに、追い打ちを掛けるように鬼に襲われた茨木は、辛くも命を守ることができたものの、鬼に耳をかじられてしまう。 そして、茨木は、その後に出会った山姥から不吉な予言を受ける。 すなわち「鬼にかまれた者は、その毒により、徐々に鬼に変じていく」と。 多くの武人、陰陽師、貴族達との関わりの中で、少女・茨木にどんな運命が待ち受けているのか。
格付:A

赤川次郎の天使と悪魔 (アドベンチャーロード)

お人好しの刑事・吉原丈助のものに、研修中の天使マリ(マリア様のマリ)と、落ちこぼれ悪魔のポチ(人間界では犬の姿をしているためポチ)がやってきた。 早速、丈助が担当することになった殺人事件を解決するために、天使と悪魔のコンビが大活躍を…しているのだか、いないんだか…
格付:A

おいしいコーヒーのいれ方Ⅶ~坂の途中~ 原作:村山由佳(青春アドベンチャー)

ひとり暮らしを始めたショーリ。 かれんと二人きりの時間が増えるはずだったのに、現実は、部活と、喫茶店「風見鶏」でのバイトで時間は一杯一杯だ。 そんなショーリだが、ある日偶然に、かれんが自身の将来について、ある重大な決意をしつつあることに気がつき、愕然とする。
格付:A

おいしいコーヒーのいれ方Ⅵ~遠い背中~ 原作:村山由佳(青春アドベンチャー)

花村夫妻の帰国に併せて、花村家を出ることを決心したショーリ。 周囲はショーリの決心に反対だったが、結局、全員の了解を得ることができ、晴れて一人でアパートに住むことになった。 見つけてきたアパートは少し風変わりな契約条件がついていたが、格安で良好な物件。 いよいよ引っ越しも始まった。 新しい住まいはショーリとかれんの関係にどんな影響を与えるのだろうか。
格付:A

僕たちの宇宙船 作:樋口ミユ(青春アドベンチャー)

汚染された地球を捨て、人類がスペースコロニーに暮らしている時代。 スペースコロニー「ノア」にある寄宿舎・ダーウィン・シュルーズベリーに、刺々しい雰囲気を纏ったリンダ・R・ヒノデという名前の転校生がやってくる。 リンダは、何らかの事件が起き、秘密のうちに存在自体が抹消されたというウインチェスターの学校に通っていたという噂であった。 しかし、「この理想世界でそんな事件が起こるはずがない」と信じるダーウィン・シュルーズベリーの生徒達からはリンダは受け入れられない。 そんな中、ただ一人、気弱な少年・BJだけは、リンダに共感し、彼の発言を信じた。 そして、事件は起こり始める。ウインチェスターと同じように。
格付:A

サバイバル 原作:さいとう・たかを(青春アドベンチャー)

その日、妙に生暖かい風がビルの間を駆け抜けた。それが合図だった。 洞窟探検中に大地震にあった少年サトルが、ようやく地上に這い出てみると、周囲は一面の海になっていた。 自分以外、誰ひとりいない絶海の孤島で、サトルのサバイバルが始まる。 ナイフ一本だけを頼りに食料を調達し、住処を確保する。 なぜ世界はこのように変わってしまったのか、それすらわからないまま生き続けるサトル。 しかしこれは、家族と再会するためのサトルの長い長い旅の始まりに過ぎなかった。
格付:A

俵のねずみがマウスでチュー! 作:藤井青銅(青春アドベンチャー)

この星の文明を監視するために、銀河連邦から派遣される監視員。 彼らは毎年12月末になると様々な動物に変装し地球にやってきて、前任の監視員と交代する。 交代に当たっては、前任の監視員から、その年にあった主な出来事のレクチャー受けるのが習わしだ。 さて、今年はイノシシに変装していた監視員から、来年のネズミに変装する監視員への引継ぎが行われる。 今年、2007年の日本は、宇宙人からはどのように見えていたのであろうか。
格付:A

おいしいコーヒーのいれ方Ⅳ~雪の降る音~ 原作:村山由佳(青春アドベンチャー)

父・政利の急な呼び出しで、父の単身赴任先である福岡へと向かうショーリ。 政利の爆弾発言で頭の中は混乱気味だが、福岡へはかれんと一緒に行くことになり、少し浮かれ気味でもある。 そんなショーリを福岡で待っていたのは、照れ気味の父と、もう一人、意外な人物だった。 ショーリとかれんの2度目の夏は終わりを告げ、季節は秋、そして冬へと巡っていく。
格付:A

サンタクロースが歌ってくれた 原作:成井豊(青春アドベンチャー)

大正5年9月。浅草十二階で出会った芥川龍之介と平井太郎(後の江戸川乱歩)。 ふたりはコンビを組んで素人探偵となり、謎の大盗賊・黒とかげと対決することになる。スリルとサスペンス、愛と友情に満ちた物語の始まりだ! …これは、僕、高校教師で演劇部顧問の成井が、演劇部の高校生のために考えた新しい演劇のシナリオだ。 自分としてはそれなりの傑作になる予感はある。でも、筆は一向に進まない。 もう、年末のクリスマスイブだというのに完成したのはたったの4ページ。 それでも気を取り直してワープロに向かっていると、突然、ワープロが不思議な動作を始めた。 そして、どこからともなく聞こえてくる登場人物達の声。 そんな馬鹿なと思っていたのもつかの間、突如、大音響とともに何かが爆発し、僕のシナリオの登場人物達が、目の前に現れた!
格付:A

仮想の騎士 原作:斉藤直子(青春アドベンチャー)

1751年、ルイ15世統治下のフランス。 剣の達人デオン・ド・ボーモンは、王弟コンティ親王に仕える美貌の騎士である。 最愛の人・クリスティーヌとの身分違いの恋を叶えるために、どうしても出世したいデオンは、密命を帯びてロシアへと渡る。 しかし、そこで身分を隠すために女装をしたのが運の尽き。 ロシアでの外交交渉は上手くいったものの、デオンは、ロシアで男と女の2役を使い分けなければならなくなってしまう。 折しもフランスでは、謎の男・サン・ジェルマン伯爵や、庶民出身の野心家で王の愛人であるポンパドゥール侯爵夫人、そして、イノセントではあるが意外ととんでもない怪人物であるルイ15世などが暗躍をしている。 一方、ロシアでも、女傑である皇帝エリザヴェーダ、切れ者の宰相ベスドジェフ、古臭いフランス語でデオンを煙に巻く副宰相ヴォロンツォーフなどの、一癖も二癖もある連中が蠢いている。 デオンは、陰謀渦巻く国際社会を無事に生き抜くことができるのか。 そして謎の男・サン・ジェルマン伯爵の真の目的とは何なのか。
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