格付:A

格付:A

サンタクロースが歌ってくれた 原作:成井豊(青春アドベンチャー)

大正5年9月。浅草十二階で出会った芥川龍之介と平井太郎(後の江戸川乱歩)。ふたりはコンビを組んで素人探偵となり、謎の大盗賊・黒とかげと対決することになる。スリルとサスペンス、愛と友情に満ちた物語の始まりだ!…これは、僕、高校教師で演劇部顧問の成井が、演劇部の高校生のために考えた新しい演劇のシナリオだ。自分としてはそれなりの傑作になる予感はある。でも、筆は一向に進まない。もう、年末のクリスマスイブだというのに完成したのはたったの4ページ。それでも気を取り直してワープロに向かっていると、突然、ワープロが不思議な動作を始めた。そして、どこからともなく聞こえてくる登場人物達の声。そんな馬鹿なと思っていたのもつかの間、突如、大音響とともに何かが爆発し、僕のシナリオの登場人物達が、目の前に現れた!
格付:A

仮想の騎士 原作:斉藤直子(青春アドベンチャー)

1751年、ルイ15世統治下のフランス。剣の達人デオン・ド・ボーモンは、王弟コンティ親王に仕える美貌の騎士である。最愛の人・クリスティーヌとの身分違いの恋を叶えるために、どうしても出世したいデオンは、密命を帯びてロシアへと渡る。しかし、そこで身分を隠すために女装をしたのが運の尽き。ロシアでの外交交渉は上手くいったものの、デオンは、ロシアで男と女の2役を使い分けなければならなくなってしまう。折しもフランスでは、謎の男・サン・ジェルマン伯爵や、庶民出身の野心家で王の愛人であるポンパドゥール侯爵夫人、そして、イノセントではあるが意外ととんでもない怪人物であるルイ15世などが暗躍をしている。一方、ロシアでも、女傑である皇帝エリザヴェーダ、切れ者の宰相ベスドジェフ、古臭いフランス語でデオンを煙に巻く副宰相ヴォロンツォーフなどの、一癖も二癖もある連中が蠢いている。デオンは、陰謀渦巻く国際社会を無事に生き抜くことができるのか。そして謎の男・サン・ジェルマン伯爵の真の目的とは何なのか。
格付:A

サラマンダー殲滅 原作:梶尾真治(特集・スペース・アドベンチャー)

“ヤポリス・サースデイ”それは、宇宙歴375年に、惑星条約機構の首都・惑星ヤポリスで起きた大規模テロ事件の呼び名である。神鷹静香(こうたか・しずか)は、この事件までは普通の主婦だった、この事件で夫と娘を失うまでは。事件の衝撃で精神に破綻を来した彼女は、治療の過程で、テロを首謀した銀河解放戦線に対する憎悪を植え込まれることでようやく精神の安定を取り戻した。彼女の生きる目的はただひとつ。銀河解放戦線に復讐すること。しかし、全てを犠牲にして復讐へと突き進む彼女の道程は、銀河解放戦線のみならず、彼女自身、そして世界をも崩壊させる危機を招くことになるのだった。
格付:A

タイムスリップ明治維新 原作:鯨統一郎(青春アドベンチャー)

麓(ふもと)うららは、名前はちょっと変わっているが、どこにでもいる今時の女子高生。苦手な日本史の試験に備えるため、教科書と司馬遼太郎作の「龍馬がゆく」文庫版全8巻を持って帰宅する途中で、不審な男にぶつかった。そしてふと気がつくと、なぜかうららは幕末の江戸にいる自分に気がつく。戸惑いながらも、桂小五郎、伊藤博文、高杉晋作といった幕末のスター達に出会い、浮かれるうらら。しかし、架空の人物であるはずの“森の石松”まで登場するなど、この世界はどこか様子がおかしい。実はこの世界はオリジナルの幕末ではなく、時間犯罪者により改変された歴史の支流であるという。そして、その歴史の改変を是正し歴史の本流に戻すことによってタイムトラベラーは元の時代に帰ることが出来るが、改変が一定限度を超えてしまうと逆に帰ることが出来なくなってしまうという恐ろしい話らしい。うららは現代に戻るために明治維新の実現に奔走することになるのだが…
格付:A

小袖日記 原作:柴田よしき(青春アドベンチャー)

不倫相手に別れを告げられた29歳の“あたし”は、公園でヤケになって騒いでいるときに雷に打たれてしまった。そして、ふと気がつくと、見知らぬ時代、見知らぬ場所にいることを知る。彼女は平安時代にタイムスリップ、それも「小袖」という女官の体の中に精神だけタイムスリップしてしまったのだ。小袖は中宮の家庭教師をしている才媛である香子(こうし)という女性に仕えているという。仕方なく小袖として生活を始めた“あたし”だったが、実は香子は後生に「紫式部」として知られることになる女性だった。こうして、小袖と香子はコンビを組んで、後に「源氏物語」としてまとめられる様々な物語の元ネタとなる事件に取り組んでいくことになるのだった。
格付:A

世界でたったひとりの子 原作:アレックス・シアラー(青春アドベンチャー)

老化防止薬が発明された未来。40歳を超えると皆がその薬を飲むため、人類の平均寿命は飛躍的に伸びた。しかし、それと引き換えに、なぜか新しい子供が極端に生まれにくい世界になってしまった。タリンはこの世界では極めて貴重な、本当の10歳の子供。博打のカタとしてディートという男に貰われ、ディートの指示のもと、時間単位で子供のいない家庭の子供を演じる”レンタルチャイルド”として働いている。タリンの夢はふたつ。一つはディートの進める手術 -一生子供の姿のままでいるための手術- を受けずにこのまま大人になること。そしてもうひとつは本当の両親に会うこと。タリンの夢はかなえられるのであろうか。
格付:A

鬼の橋 原作:伊藤遊(青春アドベンチャー)

平安時代前期。貴族である小野岑守(おの・の・みねもり)の息子である少年・小野篁(おの・の・たかむら)は一緒に遊んでいた異母妹を不慮の事故で亡くしてしまう。深く悲しんだ篁であったが、妹が死んだ井戸の底へ赴いたところ、そこが異世界への入り口であることに気がつく。篁が辿り着いた異世界は鬼が徘徊する死者の国であり、先年死んだはずの征夷大将軍・坂上田村麻呂が人々の霊を鬼から守っていた。田村麻呂の助言により妹を捜すことを諦めて地上に戻った篁だが、それ以降、鬼を巡る事件に巻き込まれていくことになる。
格付:A

ツングース特命隊 原作:山田正紀(青春アドベンチャー)

1914年、朝鮮で武器商人をしている武藤は、伝説的な謀略家として後生に名を残すことになる明石元二郎陸軍大佐から呼び出しを受ける。明石は武藤に対し、6年前にシベリア奥地・ツングースで起こった謎の大爆発を探るために、現地に潜入せよという。明石は謎の大爆発がロシアの核兵器開発に関係するものではないかと疑っていたのだ。武藤は要請を断ったが、明石の脅しにより、この探索行を受け入れざるを得なくなってしまう。人跡未踏の秘境、正体不明の事件、信用のおけない同行者、探索行に横槍を入れる怪しい連中、そして大国の陰謀。数々の不安材料があるなか、武藤は大爆発の真相を探るために現地へと向かう…
格付:A

これは王国のかぎ 原作:荻原規子(青春アドベンチャー)

失恋して泣き寝入りをした15歳の女の子・上田ひろみは目を覚ますと砂漠にいた。目の前にはターバンを巻いた青年。彼がいうには、ひろみは今まさに壺から飛びだしてきたところであり、彼を助けるために呼び出された魔神であるはずだという。全く身に覚えのないひろみだが、自分が空を飛ぶ不思議な力を持っていることに気がつく。元に世界に戻っても自分の居場所がないと感じていたひろみは、彼、ハールーンとともに、このアラビアンナイトの世界を旅することを決める。
格付:A

太陽の簒奪者 原作:野尻抱介(青春アドベンチャー)

2006年、突如、水星から何らかの物体が噴出を始めた結果、太陽にリングができてしまった。そしてリングの影により日照量が激減した地球は、急速に寒冷化を始める。人類はリングをつくった何者かがいると仮定し、彼らを”ビルダー”と名付けるが、その正体はようとして知れない。リングの探査に向かった探査機もすべて正体不明の兵器で破壊され、全ては謎のままで時は過ぎていく。一方、リングの形成を目の当たりにし異星人とのコンタクトを夢見た高校生の少女・白石亜紀は、やがてその夢のまま科学者へ成長する。しかし、15年後の亜紀が31歳になった頃には、地球の寒冷化は一層進み、人類は滅亡の危機を迎えていた。そして、人類は存亡を掛けて1隻の舟をリングへと送り出す。人類初の原子力宇宙戦艦ファランクス。乗り込むのはわずか4人の乗組員。その中に亜紀の姿もあった。人類存続のための手段はあるのか。ビルダーは存在するのか。そしてビルダーが存在したとして彼らとは戦うしかないのか。様々な葛藤を抱えながら亜紀はリングを目指す。
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