天使猫のいる部屋 原作:薄井ゆうじ(サウンド夢工房)
グラフィック・デザイナーの野見山は、ある日、奇妙な依頼を受ける。
CGで猫の手のグラフィックをつくって欲しいというのだ。
依頼主はかつて有名なゲームを連続して世に送り出し、天才と謳われたプログラマー“サム”。
野見山の作品の出来映えに満足したサムは、野見山をこの事業の共同制作者に指名する。
この事業、そう、サムはコンピューター上で黒猫に命を与え、世の中にペットとして提供しようというのだ。
ただのゲームではない、提供するのは命を持った本物と同じペットだ、サムはそう主張するのだが…