格付:B

格付:B

天使猫のいる部屋 原作:薄井ゆうじ(サウンド夢工房)

グラフィック・デザイナーの野見山は、ある日、奇妙な依頼を受ける。 CGで猫の手のグラフィックをつくって欲しいというのだ。 依頼主はかつて有名なゲームを連続して世に送り出し、天才と謳われたプログラマー“サム”。 野見山の作品の出来映えに満足したサムは、野見山をこの事業の共同制作者に指名する。 この事業、そう、サムはコンピューター上で黒猫に命を与え、世の中にペットとして提供しようというのだ。 ただのゲームではない、提供するのは命を持った本物と同じペットだ、サムはそう主張するのだが…
格付:B

あなたがいる場所 原作:沢木耕太郎(青春アドベンチャー)

沢木耕太郎さんといえば「深夜特急」、「テロルの決算」、そして「一瞬の夏」。 主にスポーツや旅をテーマにしたノンフェクション、ルポルタージュで有名な方ですが、本作品は沢木さんの初の短編小説集「あなたがいる場所」を原作としたラジオドラマです。
格付:B

バードケージ 一億円を使い切れ! 原作:清水義範(青春アドベンチャー)

竹沢遥祐(たけざわ・ようすけ)はお調子者で面倒くさがり屋の普通の大学生。 推薦で入学した大学で毎日を無気力に過ごしていた。 しかし、駅のホームで荒んだ男性の命を助けたことにより彼の生活は一変する。 その助けた男が1億円を持って遥祐の前に現れたのだ。 「これを君に使って欲しいんだ。 これはお礼であり、お願い。 そしてゲームでもある。 ゲームの条件は1億円を3カ月間で使い切ること。 誰にも話さないこと。 そしてこのお金で幸せになること。」 学校、お金そして幸せ。 遥祐の3カ月のゲームが始まった。
格付:B

絶句 原作:新井素子(ふたりの部屋)

あたし、新井素子は小説家志望の大学生。 新人賞に応募するための小説を書いていたら、あたしの書いている小説の登場人物達が目の前にあらわれたの。 完全無欠のヒーロー一郎、ミスターレディの拓、人の恋心を自由に操れるアモール、言語学の天才・信拓、そして人猫と吸血鬼の混血の美弥。 みんな、あたしの設定そのままの姿だし、設定どおりの特殊能力も使えちゃう! どうも、あたしは紙に書いただけで超能力者を量産できる、世界的なVIPになっちゃったみたいなの。 一体どうしたらいいの~
格付:B

秘密の花園 作:仲井美樹ほか(青春アドベンチャー)

NHK名古屋局が制作した「秘密」をテーマにしたオリジナル脚本・全5品の短編ラジオドラマ集です。 ちなみにアメリカの作家フランシス・ボジソン・バーネットの有名な小説や、松田聖子さんのヒット曲とは関係ありません。
格付:B

悪戯の楽園 作:さわだみきお他(青春アドベンチャー)

10人の脚本家が「悪戯」というテーマで1話ずつ短編を競作したラジオドラマ作品です。 青春アドベンチャーでは、例年、1月・2月の時期に、名古屋局や大阪局と言った地方局が制作した番組が多く放送されます。 特に本作品「悪戯の楽園」が放送された1990年代後半から2000年代前半に掛けては、全10回で名古屋局が制作した脚本家競作の短編集シリーズを放送するのが毎年の恒例でした。
格付:B

愛のふりかけ 原作:草上仁(青春アドベンチャー)

深刻な食糧危機と細菌性のドラッグ“ブラッグ”の蔓延に見舞われた日本は厳密な管理社会になっていた。 その中では全国民は「全国民総合重要度」により生き残りの優先順位を決められ、重要度の上昇に汲々としていた。 そんなある日、無職の独身男である宗一は、就職の面接で訪問した官庁で、面接官に皮肉を言って重要度の順位が大幅に下落してしまった。 焦った宗一は、製薬会社に勤める兄と組んで、“ブラッグ”の特効薬の密造を思いつくが…
格付:B

おいしいコーヒーのいれ方Ⅸ~聞きたい言葉~ 原作:村山由佳(青春アドベンチャー)

かれんの転職と独立への意思は固く、ついに決意を両親に打ち明けることになる。 ショーリはかれんを応援しつつも、離れて暮らすことへの不安を感じてもいた。 そして、引っ越しの日が近づく中、かれんはショーリの部屋に料理を習いに通うようになるのだが…
格付:B

不思議屋旅行代理店 作:今井雅子ほか(青春アドベンチャー)

「サザエさん」の磯野波平、「機動戦士ガンダム」のナレーション(ガンダム出演者についてはこちらの記事参照)などで有名な、声優界の大御所・永井一郎さんが、2014年1月27日に82歳で急逝されたというニュースを耳にしました。 生涯現役であった永井さんらしく、仕事で赴いた広島のホテルで客死されたそうです。 永井さんは青春アドベンチャーでは「夏の魔術」シリーズや「不思議屋」シリーズでお馴染みの方でした。 本作品「不思議屋旅行代理店」は、永井一郎さんが「不思議屋店主」として案内役を務める「不思議屋」シリーズの一作であり、本記事は永井一郎さんの追悼企画としてアップしました。
格付:B

タイムスリップ大坂の陣 原案:鯨統一郎、脚本:山本雄史(青春アドベンチャー)

いつもどおり、脳天気にたこ焼き屋を探していた女子高生・麓(ふもと)うららのもとに、再び統一執行部のタイムトラベル管理官・石松が姿を現す。 石松が言うには、豊臣方と徳川方が一触即発の状態にある1615年の大坂で再び歴史改変が行われつつあり、解決のためにうららの力が必要だという。 前作「タイムスリップ川中島」での心の傷から立ち直っていないうららは、一旦は同行を拒否するものの、例によってなし崩し的にタイムトラベルすることになってしまう。 そして、過去2回に亘りタイムトラベルしている戦国時代で、うららは意外な人物に再会することになる。
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