- 作品 : 走れ!赤兎馬
- 番組 : 青春アドベンチャー
- 格付 : B
- 分類 : タイムトラベル
- 初出 : 2026年9月21日~9月25日
- 回数 : 全5回(各15分)
- 作 : 池谷雅生
- 演出 : 藤井靖
- 主演 : 内藤大希
情報収集力 84点
対応速度 80点
統率力 42点
共感力 30点
総合力 59点
これが僕のチームリーダーとしての評価らしい。
でもあんな新人、どう扱えばいいんだ。
空気が読めないマイペースさだけでも手に負えないに、今日、突然気を失ったうえに、目が覚めたら「我こそは呂布奉先なり!」とか叫びだしたのだが。
本作品「走れ!赤兎馬」は池谷雅生さん脚本のオーディオドラマで2026年9月にNHK-FM青春アドベンチャーで放送されました。
どうでもよい話ですが本作品は「くびっ!」、「歌え!懐メロ少女隊」に続き2026年3作品目のタイトルに感嘆符(!)が入っている作品。
すべてオリジナル脚本作品なのですが、これって流行っているんですかね?
前回は謙信、今回は呂布
さて、本作品は池谷雅生さんの青春アドベンチャーにおける3作品目のオリジナル脚本作品。
1作品目の「嘘か真か」は井上悠介さんと共同名義だったので、単独名義の作品としては2025年の「謙信サマは今日も気まぐれ」に次いで2作品目。
「謙信サマは~」と本作品は、歴史上の人物が絡み、タイムトラベル要素がある作品としての類似性があります。
ただし、「謙信サマは~」では主人公(の意識)が戦国時代に行くのに対して、本作品では呂布(の意識)が現代にあらわれるという、正反対の形になります。

姓は呂、名は布、字は奉先
さて呂布とは三国志や三国志演義の序盤に登場する英傑ですが、粗野で直情的な武人として描かれており、裏切りの事績も多く、あまり人気のあるキャラクターではありません。
ただ私自身は彼を単に悪逆な武将としてとらえることに少し違和感があり、権謀術策渦巻く時代に生まれていなければ別の生き方ができた人物なのではないかと思ってきました。
実際、コーエーの某ゲームでプレイヤーキャラに呂布を選んで三國統一を成し遂げたこともあります。
という訳で呂布を主人公とする本作品にも共感する部分はあるのですが…
なにかが足りない
なにかが違う…とは思わないのですが、なにかが足りない気がします。
呂布が現代に転生したらもっと極端にすっきりさっぱりとした活躍をしてほしいんですよね。
思えば「パリピ孔明」の諸葛亮に共感できるのは、彼の言動が如何にも(日本人が考える)孔明ぽく、また彼が前世に抱く郷愁に共感できるからだと思うのです(あと孔明が聡明キャラだからこそ現代にすぐに適応できるということに納得しやすいことも)。
そう考えると本作品の呂布はあまりに「普通の粗野な武将」であり、割と振り切れていない。また、前世とのかかわりも表面的と感じました。
まあ全5回で掘り下げるには限度があるのですが。
イジメ…
また本作品は主人公である安藤斗馬の成長の物語でもあります(というかこっちがメイン)。
しかし序盤でリーダーシップの欠如を指摘された主人公が最終的にリーダーシップを発揮する和江家ではなく個人プレーで物事を解決し、仕事の面でもリーダーシップが付いたというより実務のやり方で成長するというシナリオは少し一貫性を書いているように感じます。
また、タイムトラベルものとしても、テーマが似ている某作品のような答えの納得感がなく、終盤の展開が少し似ている某作品のような爽快感もなく、少し中途半端に感じました。
以上、すべて私個人の感想です。
呂布が登場するということで個人的な思い込みから少し過剰に期待しすぎた反動かもしれません。
この辺は個人の事情としてみなさまにフラットにお聞きいただければ幸いです。
出演者
さて本作品の主人公、安藤斗馬を演じるのは内藤大希さん。
青春アドベンチャーでが「時めがね金沢うた絵巻」について2作品目の主演。
個人的には「ウィル」のマーク・トゥエイン役が印象的です。
その他、呂布に憑依されてしまう新人・田中役に横山賀三さん、その幼馴染の役に彩みちるさんが配されています。
また実際の(三国時代の)呂布役は横山さんとは別に村井成仁さんが演じています。

サブタイトル
最後に各回のサブタイトルを記すと以下のとおりです。
放送から聞き取ったものなので漢字は不正確かもしれません。
ご容赦ください。
- 最強の同僚、現る?
- サイダーの誓い
- 呂布の裏切り?
- 対決!轅門射戟
- 走れ!赤兎馬

コメント
今回は内容は今ひとつでしたが、音楽が黒田賢一さんのこともあり、楽しく聞けました。
出演者が楽しく演じているのが伝わってきて、聞いている方も楽しくなりました。
! については、気づきませんでした。そういえばそうですね。
期待のオーディオドラマ初挑戦の湖春ひめ花さんは最終話以外出演部分が限定的で、
出演しているもののどこで出演しているかわからない日もありました。最終話の翌日の
FMシアターにも出演されたので、FMシアターのための慣れるための出演かとも感じました。したがって、他の出演者とは異なり、印象は薄いです。
しかしながら、湖春ひめ花さんは結果的に6日連続オーディオドラマに出演することになりました。今まで、同一年の青春アドベンチャーとFMシアターに出演された方は多いとは思いますが、両方に6日連続オーディオドラマに出演というのは例がない気がします。湖春ひめ花さんが独立間もないから実現したとはいえ、珍しいです。(ちなみに、FMシアターの方は存分本領を発揮されていました。)
匿名希望さま
6日連続出演(同一週の青春アドベンチャー+FMシアター)は過去に例があったようなうっすらした記憶がありますが思い出せません。
なんにせよ、期待されているのでしょうね。
6日連続出演が過去に例があったとは知りませんでした。
参考になります。
返信ありがとうございました。
匿名希望さま
定かではないのですが。
思い出したら書きますね。