- 作品 : 雪のスケッチブック
- 番組 : 青春アドベンチャー
- 格付 : B+
- 分類 : 多ジャンル(競作)
- 初出 : 2026年2月9日~2月13日
- 回数 : 全5回(各回15分)
- 作 : (下表参照)
- 演出 : 藤井靖
- 主演 : 和希そら、西川大貴
本作品「雪のスケッチブック」は、1作品あたり全5話という短めのオムニバスシリーズである「スケッチブックシリーズ」の1作品です。
とはいえ最近のオムニバスシリーズはこのスケッチブックシリーズも、もうひとつの「ストーリーボックスシリーズ」も全5話と短め。
昔の「不思議屋シリーズ」など全10回の作品に比べるとボリューム感はありませんが、個人的にはこのくらいの長さで丁度いいかなと思います。
各回の内容一覧
それでは各回の紹介に移ります。
スケッチブックシリーズらしく、ファンタジー要素はほとんどなく写実的な作品多し。
ただしテーマが雪だからかどこか詩情も感じられました。
第1話 「ほのあかり」 (丸山智)
- 格付 : B
- 分類 : 家族
- 概要 : かまくら職人になるために仕事をやめ雪国にやってきた。かまくら職人になることは自分と向き合うことでもあるのだけど。
- 一言 : かまくら職人という仕事は実在するらしい。ただしさすがに冬場だけのパートタイムらしいが。
第2話 「赤い雪」 (岸朋楽)
- 格付 : B+
- 分類 : 職業
- 概要 : もう納期を二度も延長しているのに絵は仕上がらない。気が進まないが直接、催促するしかない。気は進まないが…
- 一言 : 主人公は作家の担当であり、作家の妻の元恋人。展開が読めないスリリングさが好印象の作品。
第3話 「僕は雪を知らない」 (上野詩織)
- 格付 : A-
- 分類 : SF(その他)
- 概要 : 毎日博物館の一角にある雪の展示室で展示の説明をしている。もちろん僕も本物の雪を見たことはない、ハズなのだが…
- 一言 : 一種のディストピアSFかと思ったらもっと単純な話だった。でもほんのりSF風味なのが面白い。
第4話 「根雪」 (外崎京子)
- 格付 : B
- 分類 : 家族
- 概要 : 彼に説得されて久しぶりに故郷にやってきた。姉もきっと喜んでくれるはず、彼はそう言うのだが。
- 一言 : ちょっとホラー風味かと思ったらかなり湿度の高い家族ものだった。でも雪のイメージのお陰か清冽な内容になっている。
第5話 「雪の日は、世界がやりなおす」 (細見大輔)
- 格付 : B
- 分類 : 家族
- 概要 : 子供のころから踊るのが大好きで、やがてそれが私の職業になった。でもいつか変わってしまった。
- 一言 :「いまはむかし~竹取異聞~」など出演者として深くかかわってきた細見大輔さんの初めての青春アドベンチャーの脚本作品。ヤマもオチもないが雰囲気はある。
雪の日の後に
放送がスタートした2月9日の前日である8日は、全国的な大雪で、東京でも積雪が見られました。
その中でスタートした本作品は季節に合ったテーマ設定ですっと入りやすかったこともあり、各話が短く、かつストーリーの起伏が激しくない日常系の作品群ながら品のよい作品になったと思います。
ただ、1話15分の作品はいかにも短い。
2回1話(15分×2)で全10回というオムニバス作品も面白いのではないかとも思いました。
主演は美山さんと東さん
主演は和希そらさんと西川大貴さんで、和希さんは青春アドベンチャー初出演で初主演という形になりました。
一方の西川さんは昨年末の「ピアノdays 第二楽章」から間を空けずの再登板。
青春アドベンチャー初登場は2019年の「ベルリン1989」ですのですでに7年近く前になります。
あと注目すべきはやはり細見大輔さん。
本作ではなんと脚本と出演の二足の草鞋です。
◆スケッチブックシリーズの作品一覧
「ストーリーボックスシリーズ」と並ぶ全5話のミニ・オムニバスシリーズ「スケッチブック・シリーズ」。
その一覧がこちらです。

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