格付:B

格付:B

笑う20世紀パート5 作:藤井青銅(青春アドベンチャー)

1994年から1998年まで毎年1作ずつ作られた「笑う20世紀」シリーズ。同じ藤井青銅さんの手による「年忘れ青春アドベンチャー・干支シリーズ」と並ぶ長期シリーズです。このシリーズは、藤井青銅さん作の1話15分のショートドラマを、5夜又は10夜連続して放送するものです。本作品「笑う20世紀 パート5」は、その第5弾で1998年に放送されたのですが、「パート2」と同様、少なめの5話ものでした。
格付:B

きりしたん算用記 原作:遠藤寛子(青春アドベンチャー)

大坂冬の陣から3年。京の都を、汚い身なりの女の子が歩いていた。彼女の名は小菊(こぎく)。年齢は10ばかりだが、大坂の陣で両親を亡くしていた小菊は、奉公していた商家でも盗みの疑いをかけられ戻るところがない。それなのに、また道端で泥棒との言いがかりをつけられてしまった。そんな小菊の身を案じる人間がふたりだけいた。「だいうす町」に住む美しいきりしたんの女性ルチア。そして、京でも豪商・角倉家の一族で、和算を学ぶ吉田与七(よしち)。小菊とルチア、そして与七が出会うとにより、運命の歯車は回り始める。
格付:B

笑う20世紀パート4 作:藤井青銅(青春アドベンチャー)

脚本家・構成作家の藤井青銅さんの脚本によるショートショート・ラジオドラマ「笑う」シリーズ。本作品「笑う20世紀 パート4」はその第4弾です。この「笑う」シリーズは、1994年に同名の書籍を原作とする第1弾が制作されて以降、翌年からオリジナルの話を交えつつ、年1作ずつ6年間制作され、2000年からは「踊る」シリーズにバトンタッチされました。なお、このシリーズ、当ブログでは第2弾以降は原作のないオリジナル作品扱いをしていますが、「大合併」と「ギャグ著作権」は最近、kindleなどの電子書籍で発刊された「笑う20世紀 ピンク」、「笑う20世紀 紫」に小説が収録されているようです。
格付:B

さだまさしの青春症候群(カフェテラスのふたり)

本作品「さだまさしの青春症候群」は、さだまさしさんが歌と原作を担当したラジオドラマで、1986年7月にNHK-FMの「カフェテラスのふたり」で放送されました。本作品はその約2カ月前に放送された「さだまさしの自分症候群」と脚本家と出演者が同じ、原作も両作品ともさだまさしさんの短編小説&エッセイ集「自分症候群」(新潮社刊)から取っているようですので、事実上セットの作品といえるでしょう。
格付:B

さだまさしの自分症候群(カフェテラスのふたり)

本作品「さだまさしの自分症候群」は、NHK-FMの「カフェテラスのふたり」という番組で1986年5月に放送された作品で、シンガーソングライターのさだまさしさんの原作・歌をもとにしたラジオドラマです。この「自分症候群」というタイトルは、本作品の前年に大ヒットした、さださんのシングル「恋愛症候群」(性格には「恋愛症候群-その発病及び傾向と対策に関する一考察-」)に乗っかったものだと思います。ちなみに、本作品の2か月後には、本作品の続編ともいえる「さだまさしの青春症候群」が放送されています。
格付:B

モー!いいかげんにして! 作:藤井青銅(青春アドベンチャー)

私はネズミだ。いや、本当は銀河連邦から派遣された監視員なのだが、この1年間、ネズミの姿に身をやつしてこの国を監視してきたのだ。この星ときたら広い宇宙で一番偉いと思い込んでいる。ほっておくと何をしでかすかわからない。さっさと銀河連邦に加盟するようになって欲しいのだが、今年1年見ていても進歩した形跡がさっぱりない。困ったものだ。さて、今年も監視員の交代の時期が来た。後任の「ウシ」がやって来たようだ。そろそろ引き継ぎのレクチャーを始めるとしよう…
格付:B

遥かなり、ニュータウン 作:伊佐治弥生(FMシアター)

妻の七回忌に、42歳になる息子がわが家に帰ってきた。子どもたちと足並みを揃えるように成長していった夢の街。しかし今、この街に子どもたちの声はなく、戻ってきた息子もしょぼくれたおじさんになっていた…40年前、昭和40年代にニュータウンの一角に建てられたわが家で、父と息子の共同生活が始まる。
格付:B

ベルサイユのばら外伝 原作:池田理代子(青春アドベンチャー)

女性ながら王太子妃付きの近衛士官を務めるオスカル・フランソワ・ド・シャルジェのもとに、一番上の姉の娘であるル・ルーが行儀見習いにやってきた。しかし、この少女、男勝りと言われたオスカルが驚くほどの、お転婆。洞察力が鋭くて行動力があり、小生意気ですばしっこいが、幼稚で泣き虫。この少女が巻き起こす様々な事件のせいで、オスカルも、彼女の従卒のアンドレも右往左往。はてさて、次はどんな事件が起こりますことやら。
格付:B

あなたに似た自画像 作:新井まさみ他(青春アドベンチャー)

少し前の青春アドベンチャーでは、「不思議屋シリーズ」(不思議屋百貨店、不思議屋旅行代理店など)や「ライフシリーズ」(インテリア・ライフ、アクア・ライフなど)といった脚本競作によるオムニバス作品が頻繁に制作されていました。2015年に「フラワー・ライフ」が制作されていますので、一応、ライフシリーズは継続しているようですが、昨今、タイトルの一部を共用するオムニバスシリーズはすっかり下火になっています。そんな中で制作された、この「あなたに似た自画像」は2016年の新作で唯一のオリジナル脚本のオムニバス短篇ドラマ作品です。
格付:B

幻の動物園 作:小野小町(カフェテラスのふたり)

本作品「幻の動物園」は、1985年4月から1988年3月までの3年間、NHK-FMに存在した「カフェテラスのふたり」という番組で放送された作品です。全10回の作品で、各回ごとにすでに絶滅した動物を1種類ずつ紹介したうえで、その動物をモチーフとした(と思われる)ショートドラマを放送する作品でした。
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