格付:B

格付:B

我輩は犬である 作:藤井青銅(青春アドベンチャー)

地球人は知らない、銀河連邦がこの星を監視しているのを。 彼らは、この危なっかしくて未成熟な地球文明の行く末を見定めているのだ。 監視員は1年ごとに別々の動物に変装して、人類社会に溶け込み、その虚実を銀河連邦に報告している。 年末、今年も1年間、トリの姿に変装してこの国を見守ってきた監視員から、来年、イヌの姿で人類を見守る監視員への引き継ぎが行われる。 バブル崩壊直後の1993年の日本ではどのような出来事があったのだろうか。
格付:B

ドールズ~闇から来た少女 原作;高橋克彦(アドベンチャーロード)

盛岡市で喫茶店「ドールズ」を経営する結城恒一郎は、小学生の娘・怜(れい)が交通事故にあったと聞き、慌てて病院に駆け付けた。 幸いにも、怜は骨折だけで命に別条はなかったが、どことなく様子がおかしい。 言葉を一切話さないし、食べ物の好みも急に変わったようだ。 詳しく検査したところ、心臓の肥大、重度の動脈硬化といった老人化とも思える症状もあることがわかってきた。 更に調べると、怜の様子がおかしくなったのは実は事故よりも前、仙台に在住する人形作家・小夜島香雪(さよじま・かゆき)を訪問してからだったことがわかってくる。 一体、怜の身に何が起きているのであろうか。
格付:B

フラワー・ライフ 作:仲井美樹ほか(青春アドベンチャー)

脚本家の競作によるオリジナル短編ラジオドラマ作品集シリーズ「ライフシリーズ」。 2012年の「カラー・ライフ」をもって終了したと思われていた同シリーズが、出演者も新たに2015年に復活しました。 作品名は「フラワー・ライフ」。 各短編に共通するテーマは「フラワー」=花です。
格付:B

夫婦というもの 作:高平哲郎(カフェテラスのふたり)

本作品「夫婦というもの」は、放送作家で評論家、劇作家、演出家の高平哲郎さんが脚本を書いた大人の男女を巡る「粋なお話」のラジオドラマです。 制作はNHK札幌局(演出家は不明)、放送された番組は全国ネットで月曜日から金曜日まで放送されていた10分番組「カフェテラスのふたり」でした。
格付:B

ブラックホール 作:宮崎由香・綾瀬麦彦(青春アドベンチャー)

本作品「ブラックホール」は1992年7月にNHK-FMにて「特集のダミーヘッドの青春アドベンチャー」として放送されたラジオドラマ作品です。 青春アドベンチャーはこの年の4月にスタートしたばかりの番組であり、本作品は作品順で7番目、青春アドベンチャーでは最初期の作品と言えます。
格付:B

オズ 原作:樹なつみ(青春アドベンチャー)

近未来の地球。 多くの人命を奪い、地球環境を激変させた世界大戦から30年を経過した後も、なお人類社会は元の姿を取り戻すには至っていなかった。 ある日、無頼の傭兵・ムトーは、フィリシア・エプスタインと出会う。 フィリシアは天才一家エプスタイン家の末娘で、自身も16歳ながら生体工学の科学者であった。 フェリシアは、行方不明となった兄のリオン・エプスタインの行方を追ってスラム街へと赴くという。 護衛としてフェリシアと行動を共にするムトー。 しかし、スラム街にはリオンはおらず、ふたりは、大戦前に科学を結集してつくられた伝説のシェルター「OZ(オズ)」を探して旅をすることになるのだった。
格付:B

インテリア・ライフ 作:さわだみきお他(青春アドベンチャー)

「ライフシリーズ」は、2003年から青春アドベンチャーにてシリーズで放送されている脚本家競作のオリジナル短編集ラジオドラマ作品であり、本作品「インテリア・ライフ」は、その輝かしい第1作にあたります。 青春アドベンチャーには他にも、NHKの本局が制作していた「不思議屋シリーズ」、名古屋局が制作している一連の短編集作品(「10人作家シリーズ」または「名古屋脚本家競作シリーズ」)がありますが、ライフシリーズの特徴は大阪局の制作作品であること。 特にこの第1作「インテリア・ライフ」は登場人物が関西弁で話す作品が多いのが特徴です。
格付:B

サウンド・ドライブ 作:さわだみきお他(青春アドベンチャー)

NHK名古屋局が制作する脚本家競作のオリジナル短編ラジオドラマ集作品、通称「10人作家シリーズ」。 本作品「サウンド・ドライブ」はその1作であり、2003年に放送されました。 なお、作品名は「サウンド・ドライブ」であり「サウンド・ライフ」ではありません。 そのため、当然ながら大阪局で制作している類似企画の「ライフシリーズ」の一作ではありません。
格付:B

イノシシ ボンバイエ! 作:藤井青銅(特集オーディオドラマ・年忘れ青春アドベンチャースペシャル)

人類文明は、銀河連邦への加入が認められるほど成熟してきたか。 そのことを調べるために、銀河連邦は常に地球を監視している。 今年も、戌に扮して1年間、地球を監視してきた監視員から、猪に化けて地球を監視するために赴任してきた監視員に対する引継ぎが行われる。 今年の引継ぎは時間の都合上、わずか1日で行われるだが、はたして地球文明は少しは成熟したのであろうか。
格付:B

イノシシが来た 作:藤井青銅(青春アドベンチャー)

1994年もあとわずか。 今年もそろそろ、銀河連邦の命を受け地球を監視してきた監視員の引継ぎが行われる頃だ。 今年は戌に扮している男性の監視員から、イノシシに扮する女性の監視員に交代するようだ。 1993年の地球(のうち主に日本)ではいったい何が起きたのか。 引継ぎの様子を聞いてみよう。
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