格付:B

格付:B

ニコイナ食堂 作:樋口ミユ(青春アドベンチャー)

親の都合で、大阪に住む祖母のもとに預けられた少女・イイナ。いかし彼女は、キツくあたってくる祖母にも、大阪のノリを強制してくるクラスメートにも馴染めず、食事すら満足に取れないほど精神的に追い詰められてしまう。そして祖母に反発して、夜の街に飛び出したイイナは、いつしか自分が昭和27年の大阪にいることに気が付く。終戦直後の貧しい日本で途方に暮れたイイナは、戦争孤児のニコに出合い、ニコの部屋に居候をさせてもらう。不満を押し隠しながら必死に生きてきた少女イイナは、自称「屈強で、不屈で、希望しか考えへん」少女ニコと出会い、ともに行動するのだが。
格付:B

白狐魔記 洛中の火 原作:斉藤洋(青春アドベンチャー)

人間に興味を持ち、仙人のもとで修行をするうちに、様々な力を持つに至った狐、白狐魔丸(しらこま・まる)。思いもよらない力を発揮して元の大軍を覆滅してしまい、大きな後悔を胸に眠りについた彼が、次に目を覚さましたのは51年後だった。京の都で聞いたところによると、天皇の反乱という前代未聞の事態こそ幕府によって鎮圧されたものの、天皇のシンパである楠木正成なる人物が、圧倒的な数を誇る幕府軍を繰り返し撃退しているという。再び戦乱の世が近づいているのだろうか。人間はお互いに争うことをやめられないのだろうか。
格付:B

ドラマ古事記~愛憎篇 作:市川森一(特集オーディオドラマ)

勅命を受け、語り部の稗田阿礼(ひえだ・の・あれ)の語る古事を木簡に書き留め続ける太安万侶(おお・の・やすまろ)。それは勅命を受けたかけがえのない仕事であると同時に、太安万侶にとっては極上のエンターテイメントでもあった。阿礼の語る物語はいよいよ仁徳天皇の御代に入り、偉大でありながら人間臭くもある天皇(スメラミコト)たちの愛憎劇が演じられる。それに一喜一憂する安万侶だが、国家の形を作るための堂々たる国史を望む右大臣・藤原不比等との意識のずれは広がるばかりだった。権力者・不比等に疎まれてしまった安万侶と古事記の運命や如何に。
格付:B

予言村の転校生 原作:堀川アサコ(青春アドベンチャー)

湯木奈央(ゆぎ・なお)は、市役所に勤める気の弱い父を持つ普通の女子中学生だ。ある日、父が隣村の村長選挙に立候補するために市役所を退職してしまった。立候補する理由を父は「決まっていたことだから」という。そう、父が村長選に立候補する「こよみ村」は、「予言歴」(よげんれき)なる予言の書どおりに全ての事柄を進めることを旨とする不思議な村だったのだ。父親の村長就任とともに、こよむ村の中学校に転校することになった奈央には、不思議な出来事が待っているのだった。
格付:B

迷えるお未年 作:藤井青銅(青春アドベンチャー)

「宇宙のお荷物」、「銀河系のみっそかす」、「ビックバン以来最大の失敗作」と呼ばれる未開の惑星・地球。銀河連保は監視員を派遣し、この星の文明が成熟するまで交代で見守っていた。今日は監視員が交代する日。この1年間、馬に扮して地球を見守ってきた監視員から、来年、ヒツジに扮して地球を監視する新たな監視員への引継ぎが行われている。この2002年の日本は、宇宙人からはどのように見えていたのであろうか。
格付:B

不思議屋博物館 作:原田裕文ほか(青春アドベンチャー)

青春アドベンチャーを代表するオリジナル短編集企画である「不思議屋シリーズ」の第3作目として制作されたのが、本作品「不思議屋博物館」です。1999年の「不思議屋百貨店」から2007年の「不思議屋料理店」まで全8作品が制作された「不思議屋シリーズ」ですが、本作品は他の作品にない特徴がふたつあります。
格付:B

ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ 原作:滝本竜彦(青春アドベンチャー)

彼女に出会ったのは、ある冬の夜。友人との賭に負けて、一人で「特上霜降り肉」を買いに行かされた帰りのことだ。彼女は、小雪の舞う林の中の獣道、ケヤキの根元で、名門中央高校の制服を着て体育座りをしていた。シュールな光景だ。しかし、その後に展開されたのは、シュールというより過激な光景。チェーンソーを持って襲いかかる怪人と、木刀を振りかざしセーラー服の裾を翻して怪人に立ち向かう美少女。沈んだ毎日を過ごす高校生・陽介の日常が急展開を始める。
格付:B

ネムコとポトトと白い子馬 原作:谷山浩子(サウンド夢工房)

ネムコさんは喫茶店で物を書いたり本を読んだりするのが大好き。ある日、喫茶店で紅茶を飲んでいると、砂糖の中から白い馬があらわれた。「約束の時間だよ。青い髪のポトトが待ってるよ。」白い馬の誘いに乗って紅茶の中の世界に旅立ったネムコさんだったけど…
格付:B

さいごの毛布 原作:近藤史恵 (青春アドベンチャー)

人付き合いが下手で新卒での就職に失敗した智美(ともみ)は、友人の紹介で老犬ホーム「ブランケット」で働くことになった。ブランケットは、何らかの事情で犬が飼えなくなった飼い主から犬を有料で預かる施設であり、オーナーである“大阪のおばさん” 麻耶子(まやこ)と、元看護師の碧(みどり)が運営していた。預けられている犬は老犬に限らず若い犬もおり、飼い主も含めてそれぞれ様々な事情がある。そして、働いている麻耶子や碧、そして通ってくる便利屋の灰原も、それぞれ何か事情を抱えている様子なのだった。
格付:B

魔弾の射手 原作:赤羽堯(アドベンチャーロード)

フリーのレコーディングディレクター・不死原徹(ふじわら・とおる)は、ある日突然、若き日の思い出の女性・スーザンから電話を受ける。スーザンは、アルベルト・フォーリーという富豪のためにプライベートレコードを作るディレクターを探しているという。矢も楯もたまらずスーザンの誘いに乗りにロスに向かった徹だが、迎えに来た車で何者かから銃で襲撃されてしまう。依頼者であるアルベルト・フォリーの正体すら定かでない中、チラつきはじめるネオナチの陰。徹はなぜこの事件に巻き込まれてしまったのか。そして、この事件にスーザンはどのようにかかわっているのか。スーザンが口ずさむジプシー音階のマウスミュージックとともに物語は動き出す。
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