格付:B

格付:B

イッセー尾形のたゆたう人々 (青春アドベンチャー)

1995年から1997年の各9月に1作品ずつ制作された、イッセー尾形さんフィーチャーの3連作。 本作品は1995年の「凡庸の極み」に続く第2弾で、翌1997年に制作された「たまゆら日記」との間に放送されました。
格付:B

老婆の休日 作:伴一彦(FMシアター)

明治元年創業の老舗・うなぎ屋「橋本屋」の女三代、祖母・母・娘。 3人そろって「ローマの休日」が大好き。 どのくらい好きって、娘に「大鳥」(オードリー)なんてドキュンな名前をつけようとしてしまうくらいだ。 うなぎ屋の大女将と女将、そして食品会社のOL。 立場は違えど、いずれも毎日忙しい3人が一緒に海外旅行に行くのは初めて。 となると行き先は当然決まっている。ローマだ。 ローマで「ローマの休日」の聖地を巡るのが今回の旅のメインテーマ。 …ということになっているのだけど… 3人の中に何か企んでいる人間がいるようだ。
格付:B

折紙宇宙船の伝説 原作:矢野徹(ふたりの部屋)

太平洋戦争のさなか陸軍から派遣されて訪れた山奥の山村。 そこは日本の他のどこでも聞いたことがない不思議な昔話があふれる村だった。 不思議なのは昔話だけではない。 少女の心のまま体の発達も止めた女性。 いつまでも飛び続ける紙飛行機。 数年に一度、村に現れる死者の国。 からくりのコウノトリで空に飛び立つカラクリ師… 遠い昔、あの山の奥に、どこか遠い星の宇宙船か墜落したのではないか。 そんなことを想像させられる。 そこは、この世の現実の姿とかけ離れているかのような山里だった。
格付:B

北の道化師たち 原作:高橋揆一郎(ふたりの部屋)

昭和44年、日本は好景気湧いているのに、石炭会社だけは冴えない。 しかもその冴えない会社の中でも万年事務所員の私は一層、冴えない境遇だ。 でも仕事が終われば別だ。 漫画を描いていると違う人生が見えてくる気がする。 漫画のためならば仕事ではだせない行動力だって発揮できる。 たしかに40の手習いだ。 笑うなら笑え。 でも何とか漫画家で生計を立てられないものだろうか。
格付:B

踊る21世紀 作:藤井青銅(青春アドベンチャー)

本作品「踊る21世紀」は2作品制作された「踊る21世紀」シリーズの第1作なのですが、事実上は1994年から1998年まで制作された「笑う20世紀」シリーズの続編と言って良い位置づけにあります。 この間に挟まれた1999年の「笑う世紀末探偵」だけは続きものの長編作品だったのですが、この「踊る21世紀」で再びオムニバス短編形式に戻り、翌年の「踊る21世紀 Part2」に続きます。
格付:B

カムイの剣 パート2 原作:矢野徹(アドベンチャーロード)

幕末の時代にアメリカ大陸に渡った抜忍・カムイ次郎は、幾多の冒険の末、宿敵・天海を倒し海賊キャプテン・キッドの財宝を手に入れた。 そして時は明治元年、初夏。 ジローム・カムイと名を変えた次郎は、貿易商「サムエル商会」の主として、日本の政財界に隠然たる影響力を確立。 プライベートでも生涯の伴侶を得て得意の絶頂にあった。 しかし、激動の時代はまだ彼に安穏な生活を許さない。 かつて天海の配下だった幕府直轄隠密集団の残党は次郎の命を狙い、戊辰戦争の行方もまた定かではない。 そうした中、次郎はある理由から、父祖の地、蝦夷へと旅立つことになるのだが。
格付:B

時めがね金沢うた絵巻 作:まきりか(青春アドベンチャー)

僕の名前は坂上涼太。 金沢未来大学でVRの研究をする大学3年生。 生まれも育ちも横浜だけど、この分野の第一人者である深美教授に学ぶために金沢にやってきた。 好き好んで金沢に来た割には金沢の歴史を全然知らない、友人の美術学生・綾野さんにはよく言われるけど、最近はそうでもない。 教授に命じられて江戸時代初期の金沢の街をVRで再現するように言われ、そのためにすごく金沢の勉強をしているのだ。 でも本当は教授に言われたからではなく、綾野さんの生まれ育ったこの街のことを知りたかったからなのだけど。 そうして誕生した江戸時代の金沢を疑似体験できるVRゴーグル。 しかしその試用中に事件は起きた。 気を失って目が覚めると、そこは江戸時代の金沢だったのだ。
格付:B

警官嫌い 原作:エド・マクベイン(FMアドベンチャー)

死体を仰向けにしてわかった。 こいつはマイクだ、マイケル・リアダン。 つまりガイシャは俺の同僚、87分署の刑事だったのだ。 マイクはなぜ殺されたのか。 通り魔に巻き込まれたのか?いや待ち伏せして後頭部を一発。 これは用意周到な犯行。怨恨の可能性も高い。 ヤツも刑事だ、心当たりはいくらでもあるだろう。 つまり、いつ俺の身に降りかかってもおかしくない事態といえる。 なんとも不愉快なことだ。 それに今年の夏は異常に暑い。 何もかもが不愉快なことばかりだ…
格付:B

オウジとKの物語 原作:北村想(ふたりの部屋)

パキスタンにある古代都市モヘンジョダロの遺跡で空飛ぶ少年を目撃した脚本家"K"が死んだ。 そしてKの葬式の日、日本の小都市N市にある火葬場の煙突から空に飛び立つ少年が目撃される。 遠く離れた全く異なる2つの場所に出現した少年=オウジ。 Kの劇団、「ハーレーズコメット」に所属する俳優のネキ・シンスケは独自に調査を開始し、Kの死の背後に「文明を生み出したところの、文明を破滅に導く、文明の具現化した何か」の存在に気が付く。 それこそが「量体D」なのだった。
格付:B

あずかりやさん 原作:大山淳子(青春アドベンチャー)

そのお店は商店街のはしっこにあって、一見、お店なのか民家なのかもわからないし、ぼーっとしてたら通り過ぎちゃうかも知れない。 お店の名前は「さとう」? いえいえそれは和菓子屋をしていた先々代がわかりやすく「砂糖」と書いただけ。 では和菓子屋さん? いえいえ違うのです。 そこは「あずかりやさん」。 盲目の店主が「社長」と一緒に営む小さなお店。 預かり賃は1個1日100円です。
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