AIに聞いてみた「ラジオドラマを人気にするにはどうしたらいいですか?」

ラジオドラマ全般の情報

世はAIブーム

今、世の中は第3次AIブームなのだそうです。
特に深層学習(ディープラーニング)による画像認識能力の急速な向上により、2000年代以降、ブームは加速しています。
とはいえAIを一般人が利用するにはまだ敷居が高いと思っていたのですが、ここにきてStable Diffusionの公開、OpenAIの活動などにより急速に身近な技術になってきました。

オーディオドラマとAI

このブログはAIとは正反対の枯れた文化であるラジオドラマ、オーディオドラマを扱っています。
はじめに」で書いたとおりラジオドラマ・オーディオドラマの普及・発展を常に願っているのですが、AIでオーディオドラマを自動生成するなど、このブログのネタとして扱える時代が来るのはもう少し先だと思っていました。

教えて、AI先生!

しかし、2022年11月にOpenAIが公開した会話AI「Chat GPT」を触ってみたところ思った以上に自然な日本語が帰って来ることに驚きました。
それなら、Chat GPTにどうすればラジオドラマ・オーディオドラマが普及・発展するか教えてもらおうと思った…というか、まあお遊びの記事です。

ちょっと驚きますよ

それではスタートです。
先に書いておきますが、これ、私は全く回答の修正をしていません。
以下に書いた質問を順に入力したところ返ってきた返答そのままなのです。
こんなマイナーなネタなのに、回答があまりに真っ当なのと日本語が自然なのは衝撃的だと思いませんか?

「NHK-FMのオーディオドラマ番組である青春アドベンチャーやFMシアターを知っていますか?」

NHK-FMのオーディオドラマ番組である青春アドベンチャーやFMシアターについてはご存知ありません。 NHK-FMは日本のラジオ局ですが、その番組内容や特徴についてはわかりません。 リクエストに応じることができる情報は以上です。ご了承ください。

さすがにAIでも敬語は難しいようです。
また、ディープラーニングでも個別の地名や作品、番組名などの固有名詞までは学習しきれていないようですね。
それならば、ということで番組名ではなくて一般名詞で聞いてみました。

「ラジオドラマを知っていますか?」

ラジオドラマとは、ラジオ番組で放送されるオーディオ専用のドラマ作品のことを指します。ラジオ番組によっては、毎日や週に数回、一定の時間帯に放送されるものもあります。ラジオドラマは、音声や効果音だけを使って、聞く人の創造力を働かせることでストーリーを描く作品です。古くからのラジオ番組としても人気があり、現在でも多くの人に支持されています。

おー!何という正確な日本語。
「現在でも多くの人に支持されています」という嬉しい回答もありましたが本当か?
それならばこんな質問をしてみましょうか。

「ラジオドラマの支持を今以上に広げるにはどのようにしたらよいでしょうか?」

ラジオドラマの支持を今以上に広げるためには、様々な取り組みが考えられます。まず、ラジオドラマの充実した番組ラインナップを提供することが重要です。そのためには、ラジオ局や制作会社が、様々なジャンルのラジオドラマを制作し、多様な層の聴衆を持つ番組を提供することが大切です。また、ラジオドラマを聴くための便利な環境の整備も必要です。ラジオを聴くことが簡単にできるようなデバイスやアプリケーションの提供、またラジオ番組を視聴することができるサイトやアプリの作成などが挙げられます。さらに、ラジオドラマを聴くことに対する興味を持ってもらうために、宣伝や広告活動も重要です。ラジオ番組やラジオドラマをテーマにしたイベントの開催や、ラジオドラマを取り上げた雑誌やテレビ番組の発信などが挙げられます。積極的な取り組みを通じて、ラジオドラマの支持を広げることができるでしょう。

すごいぞ!結構具体的だ。
「らじるらじる」や「聞き逃し配信」についてはAI先生は結構評価してくれそういですね。
その他、回答内容は、①コンテンツの充実、②聴取手段の工夫、③宣伝・広告、に大別できそうです。
では、まず①から聞いてみましょう。

「多様なジャンルのラジオドラマを制作するためには何が必要でしょうか」

多様なジャンルのラジオドラマを制作するためには、まず、クリエイティブなスタッフが必要です。ラジオドラマを制作するためには、脚本家や俳優、音楽家などが必要になります。また、ラジオドラマを制作するためには、各ジャンルの知識や経験が必要です。そのためには、ラジオドラマの制作会社や局では、ジャンル別の専門家を集めており、それぞれの分野に精通したスタッフがいることが望ましいでしょう。また、多様なジャンルのラジオドラマを制作するためには、資金も必要になります。ラジオドラマは、撮影場所や俳優などの費用がかからず、制作コストが低い作品ですが、制作会社や局が、制作に必要な資金を確保する必要があります。また、多様なジャンルのラジオドラマを制作するためには、制作プロセスをスムーズに進めるための充実したスタジオや設備も必要です。ラジオドラマの制作会社や局は、ラジオドラマを制作するために必要なスタジオや設備を備えた施設を用意し、スタッフが効率よく作品を制作することができる環境を整えることが大切です。

やるな、AI。回答内容は普通といえば普通だけどこんなに整理して答えるのは人間でも難しいと思います。
それにしても、AIが提案するような番組制作体制を新規に作るのは相当の負担が必要なはず。
考えてみるとNHKという公共放送局に、オーディオドラマ専門のスタッフと機材が残っていることは凄いこと。
今の体制は一度失われたら二度取り戻せない貴重なものなのかも知れません。
さて、②についても聞いてみましょう。

「具体的に、どのようなデバイスやアプリ、サイトを整備することがラジオドラマを聴く環境の整備に有効でしょうか?」

具体的に、ラジオドラマを聴く環境を整備するためには、まず、ラジオを聴くことができるデバイスを提供することが有効です。スマートフォンやタブレット、スマートスピーカーなどが挙げられます。これらのデバイスを使用することで、ラジオを聴くことが簡単にできるようになります。また、ラジオを聴くためのアプリケーションを提供することも有効です。ラジオ局や制作会社が、ラジオ番組を聴くことができるアプリをリリースすることで、ラジオを聴くことが便利になります。さらに、ラジオ番組を視聴することができるサイトやアプリを提供することも有効です。これらのサイトやアプリを使用することで、ラジオ番組をテレビのように視聴することができるようになります。また、ラジオ番組のアーカイブを提供することで、聴いた番組を聴き返すことができるようになります。これらのデバイスやアプリ、サイトを整備することで、ラジオドラマを聴くことが便利で楽しい環境を提供することができます。

うーん、これは上で言っていたことの繰り返しの範囲を出ていないなあ、と思って読んでいたのですが…
最後の方に書いてあるじゃないですか「ラジオ番組のアーカイブを提供することで、聴いた番組を聴き返すことができるようになります。これらのデバイスやアプリ、サイトを整備することで、ラジオドラマを聴くことが便利で楽しい環境を提供することができます。」
やっぱりアーカイブ配信ですよ!やりましょう!
(再度書きますが、この回答は私が誘導した訳ではなく、勝手にAIが言ってきたことですよ!)
そして③について

「ラジオドラマをテーマにしたイベントとはどのようなものが考えられるでしょうか?」

ラジオドラマをテーマにしたイベントとは、ラジオドラマをテーマにしたイベントや企画を指します。ラジオドラマをテーマにしたイベントでは、ラジオドラマの魅力や歴史、そして最新の作品を紹介することができます。例えば、ラジオドラマを放送しているラジオ局や制作会社が、ラジオドラマをテーマにしたイベントを開催することができます。このようなイベントでは、ラジオドラマのヒット作や名作、そして新作を紹介することができます。また、ラジオドラマを制作しているスタッフや俳優が登壇し、ラジオドラマについてのトークショーや質疑応答などが行われることもあります。さらに、ラジオドラマの名シーンやサウンドトラックを再現したライブイベントなども開催されることがあります。ラジオドラマをテーマにしたイベントは、ラジオドラマに興味のある人やファンにとって楽しいものになるでしょう。

イベント、いいですね。
現在でも公式ホームページでキャストボイスなどを発信していますが、トークショーや質疑応答、名シーンの再現などをAI先生が提案してくれました。
これ本当にAIが自動生成した回答なんですかね?
ちょっとびっくりしません?
ちなみに今の時代は生ではなくYouTubeなどでの配信でもよいと思います。
滅びの前のジャングリラ」でティザームービーの配信がありましたが、このような企画は今後も積極的にやって欲しいものです。

さて、細かい論点について尋ねてきましたが相当な分量になってきましたので、そろそろ締めに向かいます。
①の回答でもあったとおりやはりキーになるのはNHKの動き。
彼らに動いてもらうにはどうしたらよいかな?

「放送局にラジオドラマを普及・発展させる積極的な取り組みを促すために何をしたらよいでしょうか?」

放送局に対して、ラジオドラマを普及・発展させる積極的な取り組みを促すためには、様々な方法が考えられます。まず、放送局に対して、ラジオドラマの普及・発展に対する需要やニーズを伝えることが重要です。放送局に対して、ラジオドラマを聴いている人々からの意見や要望を集め、それらを放送局に伝えることで、放送局がラジオドラマの普及・発展に取り組むことを促すことができます。また、放送局に対して、ラジオドラマの制作や放送にあたっての問題点や課題を伝えることも有効です。放送局がラジオドラマの制作や放送に悩んでいる問題点や課題を把握し、それらを解決するためのアイデアや提案を行うことで、放送局がラジオドラマの普及・発展に積極的に取り組むことを促すことができます。さらに、放送局がラジオドラマの普及・発展に取り組むことを評価し、それを称賛することも有効です。放送局がラジオドラマの普及・発展に成功したときには、その成果を評価し、その積極的な取り組みを称賛することで、放送局が今後もラジオドラマの普及・発展に取り組むことを促すこ

最後、回答が切れちゃいました。
理由はよくわからないのですが、切れちゃうことが結構あるんですよね、Chat GPT。
さて、回答内容ですが…
うーん、やはり要望や問題点、課題を放送局に伝えるしかないですか。
ただ要望ばかりだと単なるクレーマーになってしまうことも確か。
「放送局がラジオドラマの普及・発展に取り組むことを評価し、それを称賛することも有効」ですよね。
上から目先ぽい表現で恐縮ですが、やはり「褒めてやらねば人は動かじ」(by山本五十六)というのも人間社会の真理ですよね。
AI先生に人間関係の構築の仕方を教えてもらってしまったようです…
でも、確かにわれわれファンの向き合い方も重要です。
われわれファンは何をすればよいのでしょうか。
教えて、AI先生!

「ラジオドラマを今以上に人気のコンテンツにするためにファンができることは何があるでしょうか?」

ラジオドラマを今以上に人気のコンテンツにするために、ファンができることは様々あります。まず、ラジオドラマに対しての意見や要望を放送局や制作会社に伝えることが重要です。ラジオドラマに対しての意見や要望を放送局や制作会社に伝えることで、ラジオドラマを改善していくことができます。また、ラジオドラマを楽しむための情報を発信することも有効です。ラジオドラマに関するニュースやインタビュー記事、レビューなどをSNSやブログなどで発信することで、他のラジオドラマファンと交流し、ラジオドラマをより楽しむことができま

また切れちゃいました。AI先生、疲れてきたか?
それにしても「情報発信」と「交流」か。
まあそうなんだけど、それがなかなか難しいのよ、AI先生。
とはいえブログの方向性は間違っていないと言っていただいたような気はします。
ちょっと嬉しい回答でした。

まとめ

いかがでしたか?
ブログ主が我田引水的に答えたような回答がAIから帰ってきてしまったのですが、これ本当にAIの回答そのままです。
しかも会話の流れもほぼそのまま(一度だけ誤字があり再入力しました)。
正直、私が書く文章より誤字が少なく、日本語も正しい気がする…
確かにラジオドラマに関して参考になることもあったのですが、AIの日本語のまともさこそ印象的でした…
長文、お付き合いいただきありがとうございました。
ちょっと面白かったので、次回は画像生成AIで遊んでみたいと思います。

なお、Chat GPTのサイトは以下のとおりです。
現在試用期間とのことでGoogleアドレスを持っていれば誰でも無料で使用可能です(OpenAIのアカウントは必要)。
面白いと思ったら是非使ってみてはいかがでしょうか。

(外部サイト)
https://chat.openai.com/chat

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