【1995年放送の青春アドベンチャー総括】
1995年に初放送された青春アドベンチャー作品は全部で26作品、そのうち新作は20作品（183話）です。
1995年の作品一覧
| № | 放送日 | 作品名 | 格付* |
|---|---|---|---|
| 1 | 1/4～1/27 (13回) | 三銃士 | A |
| 2 | 1/30～2/10 (10回) | リプレイ | AAA- |
| 3 | 2/13～2/24 (10回) | 吸血鬼ドラキュラ | A+ |
| 4 | 2/27～3/3 (10回) | せいけつ教育委員会ホイホイ | AA |
| 5 | 3/6～3/10 (5回) | オーバー・ザ・ハポン ～空の彼方（かなた）へ | C |
| － | 3/13～3/17 (5回) | 笑う20世紀(再) | 1994 |
| － | 3/20～3/31 (10回) | あの夜が知っている(再) | 1994 |
| 6 | 4/3～4/14 (10回) | 魔法の王国売ります ランドオーヴァーPart1 | AA- |
| 7 | 4/17～4/28 (10回) | エヴァが目ざめるとき | *1 |
| 8 | 5/1～5/12 (10回) | ヴァーチャル・ガール | AA+ |
| 9 | 5/15～5/26 (10回) | 秘密の友人 | A |
| － | 5/29～6/9 (10回) | BANANA・FISH(再) | 1994 |
| 10 | 6/12～6/23 (10回) | BANANA・FISH パート2 | A+ |
| 11 | 6/26～7/7 (10回) | BANANA・FISH パート3 | AAA- |
| － | 7/10～7/21 (10回) | アナスタシア・シンドローム(再) | 1994 |
| 12 | 7/24～8/4 (10回) | 盗まれた街 | AA |
| 13 | 8/14～8/25 (10回) | 優しすぎて、怖い | AAA- |
| 14 | 8/28～9/8 (10回) | 夏への扉 | AA+ |
| 15 | 9/11～9/22 (10回) | 魔術師の大失敗 ランドオーヴァーPart2 | AA- |
| 16 | 9/25～10/6 (10回) | イッセー尾形劇場・凡庸の極み | C |
| 17 | 10/9～10/20 (10回) | 踊る黄金像 | B+ |
| － | 10/23～11/2 (9回) | 笑う20世紀(再) | 1994 |
| － | 11/6～11/17 (10回) | リプレイ(再) | 1995 |
| 18 | 11/20～12/1 (10回) | ウェディング・ウォーズ | C+ |
| 19 | 12/4～12/8 (5回) | 笑う20世紀 パート2 | B |
| 20 | 12/11～12/15 (5回) | ねずみのチュー告 | C+ |
* 数字は再放送作品の初回放送年
*1 音源未所有
残念ながら「エヴァが目ざめるとき」だけは音源を所有していないため、これを除いた暫定の一覧になります。
高格付け
この年は上記の作品以外にも8月に30分×5回の枠でダニエル・キイス原作の「アルジャーノンに花束を」が放送されています。
そして、この「アルジャーノンに花束を」を含めた当ブログでつけた格付けの平均値は3.18と、青春アドベンチャーの四半世紀の歴史の中でも有数に高い数値です。
しかも、この年の凄いことは”C”又は”C+”を付けた作品が4作品もありながら、この平均値であること。
つまり、格付け”AAA-“の作品が3作品（「リプレイ」、「BANANA・FISH パート3」、「優しすぎて、怖い」）もあるほか、格付け”AA-“以上の作品も多数。
青春アドベンチャー黄金時代の一つ
90年代の青春アドベンチャーの黄金期の一つ、川口泰典さん演出時代を代表する年と言えるでしょう。
そして川口さんらしいこの年の特徴としては、原作付き作品のほとんど、「せいけつ教育委員会ホイホイ」、「BANANA・FISH」シリーズ、「ウェディング・ウォーズ」以外のすべてが海外作家の原作作品であること。
何とも特徴的な年です。
■年ごと作品一覧へのリンク
番組ごとの各年作品一覧へのリンクは以下のとおりです。
- 青春アドベンチャー（1992年～）
- サウンド夢工房（1990年～1992年）
- アドベンチャーロード（1985年～1990年）
- FMアドベンチャー（1984年～1985年）
- カフェテラスのふたり（1985年～1988年）
- ふたりの部屋（1978年～1985年）
- FMシアター等単発番組
コメント
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エヴァがめざめるとき
→文字にすると残酷な天使のテーゼの事にしか見えないのですが（苦笑）。それより半年ほど前の95年春の放送。内容は人間の脳をチンパンジーに移植する事で人類増加の対抗策にするというもの（自分の頭がおかしいのではなく、こういう設定のSFなんです）。
被験体は当然、そのギャップに耐えきれず主人公以外、死を選ぶという場面が印象に残ってます。
自分もこの頃は意識して聴いてたので95年は傑作揃いだったと思います。BANANA FISHを含めて。
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ゆうまそうさま
コメントありがとうございます。
なるほどそんな話だったんですね。
確かになにもそんなことをしなくても、というすごい設定ですね。
ちょっとアルジャーノンちっくなのかな。
やはり聴いてみたい気ですね。怖いもの見たさ半分ですが。