感嘆符!がタイトルに入っているオーディオドラマ

ゆるゆるつながり

感嘆符(エクスクラメーションマーク・びっくりマーク=!)がタイトルに入っているオーディオドラマまとめ

はじめに

2026年青春アドベンチャーでは「くびっ!」、「歌え!懐メロ少女隊」と2作品続けて感嘆符(!)が入ったタイトルの新作が制作されました。
それを記念して?本ブログで紹介している作品で、タイトルに感嘆符が入っている作品をまとめます。

「!」が2つも3つも!

タイトルの中に「!」がひとつならず、ふたつもみっつもついているパターン。
感嘆しまくりです!

アンモナイト!!! 作:足立聡(FMシアター)
「ちょっと待ってください!」一言だけ残して走り去った男が駆け戻ってきた。「これ、友郎さんに差し上げます。」自称、気遣いができて、謝るということもできるという学芸員さんだが僕の気持ちを推しはかることはできないようだ。でも。「これはゴニアタイトというアンモナイトの化石です。さあ手に取ってください。よく見てください。このアンモナイトが3億年前に生きていたのです!」でも、手に取った時、今にも動き出しそうな気がしたのだ。見たことのない3億年前の世界がとんでもなく広がっていくような気がしたのだ。
DIVE!! 原作:森絵都(青春アドベンチャー)
坂井知季(さかい・ともき)、中学生。小学生の頃に初めて見た飛び込み台「コンクリート・ドラゴン」に衝撃を受け高飛び込みを志す。MDC(ミズキダイビングクラブ)では平凡な選手と思われていたが、新しいコーチ・夏陽子(かよこ)に、唯一無二の「武器」を持っていることを見いだされ、急速に成長を始める。沖津飛沫(おきつ・しぶき)、高校生。津軽の海でしか跳んだことがないという幻の高校生ダイバー。スポーツ用品メーカー・ミズキの会長に、彼をオリンピックに送り出すための組織としてMDCを作らせたほどの逸材。その名のとおりスプラッシュ(飛沫)をものともしない豪快なダイブが持ち味だが、その反動で、ある弱点を抱えている。富士谷要一(ふじたに・よういち)、高校生両親とも飛び込みの有名選手というサラブレッドでありジュニアでは無敵のチャンピオン。MDCでは知季や飛沫のことを気に掛ける面倒見の良い先輩でもある。生まれから来るプレッシャーをはね除けるための膨大な練習の結果、圧倒的な正確性を身につけており、その入水は国際級の選手ですらめったにみられないほどである。3人の少年達はクラブの存続のため、そして、高い高いところに上り詰めていくために、迷いながらもオリンピックを目指す。
モー!いいかげんにして! 作:藤井青銅(青春アドベンチャー)
私はネズミだ。いや、本当は銀河連邦から派遣された監視員なのだが、この1年間、ネズミの姿に身をやつしてこの国を監視してきたのだ。この星ときたら広い宇宙で一番偉いと思い込んでいる。ほっておくと何をしでかすかわからない。さっさと銀河連邦に加盟するようになって欲しいのだが、今年1年見ていても進歩した形跡がさっぱりない。困ったものだ。さて、今年も監視員の交代の時期が来た。後任の「ウシ」がやって来たようだ。そろそろ引き継ぎのレクチャーを始めるとしよう…
弾け!はじけろ!そろばん甲子園 作:東多江子(FMシアター)
「もう、部活決めた?」入学式の行われるこの日は、学校中が部活の勧誘活動で賑やかだ。負けてはいられない。わが「珠算(そろばん)部」は、現在、部員たったの2名。部長を拝命してしまった私、北九州総合高校・商業科2年の古賀すずとしては、最低3名くらいは部員を集めたいところだ。…でも集まらない。それはそうだろう、こんな地味な部活、選ぶ方が変だ。こうなったら2名でもいい。いや1名でもいいから、有段者の新入部員がどうしても欲しい。目標としている珠算の全国大会、いわゆる「そろばん甲子園」の団体戦出場には3名が必要なのだ。このままでは出場することすら出来ない!

「!」が付いて命令形に!

動詞の命令形に「!」が付いているパターン。
A-10奪還チーム出動せよ」、「101便着艦せよ」など、1980年代の硬派な翻訳作品に命令形のタイトルは多かったのですが、これらには感嘆符はついていませんでした。
「!」が付いただけでタイトルの雰囲気がライトになるのが不思議です。
なお英語の後についている場合、命令形になっているのか微妙ですが一応ここに入れました。

歌え!懐メロ少女隊 作:浪塚淳司(青春アドベンチャー)
詩織は26歳の地下アイドル。歌って、踊って、ファンと握手をし、写真を撮り、懸命にアイドル活動を続けて来たがさすがに限界を迎えた。事務所が示した選択肢は2つ。ひとつは、卒業(=クビ)。もうひとつは、事務所が始めた新事業である介護事業に移ること。ただし、施設でお年寄りを相手に懐メロを歌う、介護施設専門のアイドル、カイドルになれというのだが…
くたばれ!ビジネスボーグ 原作:草上仁(青春アドベンチャー)
元詐欺師の大友が経営する「大友人材派遣有限会社」は、社員4人の小さな会社だ。しかし、その4人は精鋭揃い。天藤・麗子の美男美女コンビに、異常な記憶力の持ち主・後藤、そして数学の天才・菅谷。これだけの人材が揃えば会社は順風満帆…のはずだったのだが、身体の一部をビジネス用に改造したサイボーグ人材(=ビジネスボーグ)の開発により状況は一変。ビジネスボーグのあまりの有能さに、生身の人間ばかりの大友人材派遣有限会社はあれよあれよという間に、開店休業状態になってしまったのだ。そんな中、大きなビジネスチャンスが舞い込んできた。送電システムのトラブルにより、3日間、ある銀行の全てのコンピューターとサイボーグ部品が停止することになってしまったのだ。早速、生身の人材による銀行業務の代行サービスを売り込みに出かけた大友だったのだが…
ゴー・ゴー!チキンズ 作:藤井青銅(青春アドベンチャー)
「サージェント・ワサビーズ・ロンリーハーツ・クラブバンド」は、主人公のこうちゃん、リーダー、フランツ、とらぞうの4人のアマチュアバンド。「いつかは東京ドーム」を合言葉に、日々、バイトとライブの毎日だ。ある日ついにインディーズレーベルの社長からデビューの声がかかる。狂喜する4人。しかし、バンド名が唐突に「チキンズ」へ変更されたことから始まり、4人に次々と試練?が襲い掛かる。メジャーへの道は一筋縄ではいかないのだ。
ゴー・ゴー!チキンズ パート2 作:藤井青銅(青春アドベンチャー)
前作の最後で何とかメジャーへの第一歩を歩み始めたはずのロックバンド・チキンズ。目標はこのままの勢いで東京ドーム公演!ヨーロッパツアー!!凱旋帰国!!!しかし、現実はそんなに甘いものではなかった。人気は再び下火になり今日は奥多摩の遊園地で営業である。このままでいけない!そうだ、ツインボーカルにしよう!チキンズの迷走の日々が再び始まる。
泥棒をつかまえろ! 原作:オットー・シュタイガー(アドベンチャーロード)
担任の先生や級友たちと一緒に行ったクラス・キャンプ。天気にも恵まれ、途中まではなかなかご機嫌なキャンプだった。しかしキャンプ費用の600フランがそっくり盗まれるという事件が発生して雲行きが怪しくなる。当初はクラスメイトの誰かの犯行と思われたのだが、誰ひとりとして犯人だと名乗り出るものはいない。重苦しい雰囲気の中、やってきた警官は思い掛けないことを言い出した。曰く、「今、イタリア人の悪漢、カネヴァリという男が近くにやってきている。その男が犯人に違いない。」曰く、「カネヴァリが潜伏している場所は大体わかっているが、警察は他の事件で忙しく、すぐには動くことが出来ない。」曰く、「相手はひとりだ。自分たちでお金を取り返したらいいのではないか。上手くいったら大手柄だ。」これは自分たちの金を取り返すための正当な行為だ。彼らはカネヴァリの潜伏先へと乗り込むのだが…
バードケージ 一億円を使い切れ! 原作:清水義範(青春アドベンチャー)
竹沢遥祐(たけざわ・ようすけ)はお調子者で面倒くさがり屋の普通の大学生。推薦で入学した大学で毎日を無気力に過ごしていた。しかし、駅のホームで荒んだ男性の命を助けたことにより彼の生活は一変する。その助けた男が1億円を持って遥祐の前に現れたのだ。「これを君に使って欲しいんだ。これはお礼であり、お願い。そしてゲームでもある。ゲームの条件は1億円を3カ月間で使い切ること。誰にも話さないこと。そしてこのお金で幸せになること。」学校、お金そして幸せ。遥祐の3カ月のゲームが始まった。
ハートでジャンプ! 原作:岬兄悟(アドベンチャーロード)
壁の薄いアパートに耐えかねてようやく見つけた優良物件。駅から5分・3DKで家賃4万円!…でもこれって優良すぎ?むしろ怪しいのでは?実際、弟分の浪人生・高志が言うには、建物がぼんやりとソフトフォーカスがかかったように見えるとか、奇っ怪な老人が出現したとか、ピンク色の服を着た少女の幽霊が出たとか…怪しさ満点。でも4万には勝てない。俺にはそんなものは見えないしな。しかしさすがの俺も想像しなかった。この引越が次元を超えた大旅行、すなわち怪奇とSFとシルクロードとスペースオペラとミステリーゾーンを一緒くたにした大冒険へのきっかけになろうとは!
星を掘れ! 原案:朱野帰子、脚色:永津愛子(特集オーディオドラマ)
初島(はつしま)は、博士号の取得後に任期付きの研究職、いわゆる“ポスドク”として海洋研究開発機構(JAMSTEC)に勤務を始めた新米研究者だ。JAMSTECでは、生命の起源を探る高峰の研究室を希望したが、なぜか資源探索のグループに配属されてしまった。研究成果が全ての評価を決めるシビアな研究者の世界。先の保証のないポスドクの身分のもと、自分の希望と違う仕事に追われる毎日の中で、初島の焦りは募る。何より歯がゆいのは、誰よりも自分自身が研究に自信を持てないこと。そんな初島にJAMSTECが誇る地球深部探査船「ちきゅう」に乗り込むチャンスが巡ってくる。初島は自分の進む道を見つけることができるのであろうか。

これが主役だ!

作品を象徴するような名詞や固有名詞に「!」を付けてその存在を強調するパターン。
「けいおん!」パターンですね。
一応、数詞も名詞に含めています。
なお「走れ歌鉄!」は命令形パターンに入れるべきか、「アディオス・ケンタウルス!」は感動詞(間投詞)についていると考えるべきか迷いましたが、直接的には名詞についているので一応こっちかな。

アディオス・ケンタウルス! 原作:若居亘(スペース・ファンタジー)
2011年4月、オハイオ州シェパード宇宙センター。日米共同の宇宙空間での天体観測プロジェクト「コペルニクス計画」はついに打ち上げの時を迎えた。例によってソ連はこの計画を宇宙の軍事利用を促すものと批難。また、日米クルー間の不協和音を憶測する者もいたが、唯一の日本人クルー「ミッションスペシャリスト」のユキは選ばれたことへの自信と高揚感のただ中にあり、そのようなことはさほどの困難にも当たらないと考えていた。そう、彼女はまだ知らなかったのだ。確かに、このミッションがそのような些事など吹き飛ばすような大事件に遭遇することになることを。
カウント2.9! 作:虎本剛(FMシアター)
今日も謝ってばかりだった。上司は「顧客の問題を解決するのがコールセンターの仕事だ」というけれど、私にとっての仕事は謝ることでしかない。毎日、ストレスで押しつぶされそうだ。そんな私を見かねて、大学で同じゼミだった南陽介が声を掛けてきた。「俺、今スポーツ新聞の記者やっててチケットが1枚余っているんだけど、明日一緒にスカッとしない?」チケットって何?プロ野球?ちがうの?聖地・蔵前ホールってどこ?「プ女子」って一体?
くびっ! 作:黒瀬ゆか(青春アドベンチャー)
会社ではみなヒロコに気を使ってくれている。半年前に病気で夫をなくした後、まとまった休みを取ることもなく健気に働き続けているから。しかしやはりヒロコの心の中にはぽっかりと大きな穴が開いていた。それを忘れるため、夫の思い出の地を巡る温泉旅行に週末ごとに行っていたのだが…今週は急な台風で行けなくなってしまった。どうしよう…考えた末に思い出したのは生前、夫と行った大手町にある平将門の首塚。あそこから今からでも行くことができる。
ナカスイ! -海なし県の水産高校- 原作:村崎なぎこ(青春アドベンチャー)
「全国で唯一」、いい響き。中学生の頃「普通を知りたければ鈴木さくらを見ろ」と言われたこの私でも、この栃木県立那珂川水産高校、通称「ナカスイ」でなら普通じゃない高校生になれる!でも授業が始まって早々、クラスメイトの魚に対する情熱と知識に圧倒された。ひょっとして私、ついていけていない?でも3人しかいない女子でつくった料理がすべてのきっかけになった。そう、あの日作った「ザリガニグラタンコロッケバーガー」が私の青春の始まりだったのだ。
走れ歌鉄! 作:今井雅子(青春アドベンチャー)
戦争に負けた国は悲惨だ。戦争孤児のような弱い立場の人間にとっては尚更だ。「絶対に戦争には負けない」と言っていた大人達は、さっさと現状を受け入れて新しい生活を営んでいるが、戦争孤児達の日常は相変わらず戦いなのだ。でも占領国には媚びない。占領軍の軍人の靴を磨くときには下を向くが、心は常に前向きだ。だから「東の都」に行くのだ。行って、「少年少女歌合戦」で一等を取ってどん底から脱出するのだ。東の都まで行くお金がない?でも、軍需工場の焼け跡には、豆蒸気機関車が残っているらしい。あれさえ動かせれば、東の都にだって行けるはずだ。
ビギンズナイト 俺たちのカウント2.99! 作:虎本剛(FMシアター)
高崎弘毅はチャンピオンだ。それは単にベルトを巻いていることを意味しない。プロレス人気が再燃した今でこそ会場は満員だが10年以上前はガラガラ。人気もなかった。そんな時代から高崎は、どんな攻撃にも逃げずに、受けて、耐えて、みんなを勇気づけてきた。本当の勝利は弱い自分に打ち勝つこと。自分の姿を通じて見せてきたその精神こそがプロレスの象徴、そういう意味で彼こそ真のチャンピオンなのだ。いやチャンピオンだった…高崎ももう42歳。売り出し中の若手カザマ・チカノリに負けたばかりか、選手生命を危ぶまれるほどのケガを負ってしまった。高崎の時代も終わり。そう囁く声も聞こえ始めたのだが…

その他

上記のどれにも当てはまらないものとして「東の国よ!」、「二役は大変!」があります。
ちなみに「二役は大変!」の原題は「Two Much!」。
邦題に苦労していますね。

東の国よ! 作:福田義之(FMシアター)
1929年、日本の女性研究者は、イギリスの片田舎でようやくアーノルド・モロウを探し当てた。アーノルド・モロウ。文久2年に通訳として日本に来て以来、類まれな語学力と未知の世界に対する強い好奇心、そしてあくなき情熱で、明治維新の時代を日本人とともに駆け抜けた男。彼の残した回顧録「いちヨーロッパ人の見た明治日本の変革」は、明治維新前後の日本を知るための第一級の資料とされている。しかし、彼の回顧録には、ある重大な欠落がある。鳥羽伏見の戦い前後の記録が混乱し、間違いも散見されるのだ。これはモロウが意識的に行ったことではないか。記録に残せない、あるいは残したくない、何かがあったのではないか。すっかり年老いて反応も薄くなっているモロウの前で、研究者は自らが知る当時の時代背景を語り始める。彼の証言を得るために。
二役は大変! 原作:ドナルド・E・ウェストレイク(青春アドベンチャー)
俺の名前はアート・ドッジ。ニューヨークで、グリーティングカードつくるちっぽけな会社を経営している。自分で言うのも何だが、誘惑に弱く、欲望に忠実な性格だ。おまけにお調子者でもある。ある日、リズという気の強い美人と一夜を共にした俺は、彼女が一卵性双生児の片割れであることを知り、例によって調子に乗って、自分も一卵性双生児だという嘘をついてしまった。言い訳もするのも面倒くさい。だから、リズとは早々に別れるつもりだったが、ある日、リズとその双子の妹ベティがカーナー家という大富豪の遺産相続人であることを知ってしまった。何とか上手く立ち回って、大金をせしめることは出来ないものだろうか。

実は

上記では「モー!いいかげんにして!」にして以外、あえて省略したのですが、隠れた青春アドベンチャーの最長期シリーズである干支シリーズ(年忘れ青春アドベンチャー)で「!」付の作品は多発しています。
干支シリーズの一覧は以下の記事をご参照ください。

年忘れ青春アドベンチャー・干支シリーズの作品一覧
「年忘れ青春アドベンチャー・干支シリーズ」とは1993年から2009年までの17年間連続で、NHK-FMのラジオドラマ番組「青春アドベンチャー」で放送された特番作品です。例年、12月最後の青春アドベンチャーの枠1週間(月曜日から金曜日までの...

■シリーズ「青アドポーカー」
作品間の緩やかな繋がりを楽しむこの企画。
その他の記事の一覧は以下をご覧ください。

ラジオドラマ作品間の、出演者・原作・作品内容などのちょっとした関連性を見つけて楽しむ
本ブログは、NHK-FMで放送されているラジオドラマ番組「青春アドベンチャー」系列の番組で放送されたラジオドラマを紹介するものですが、特にこの「特集:青アド・ポーカー」はその紹介した作品間の緩やかなつながりを見つけて、楽しもうというコーナーです。あるつながりが3つの作品に共通する場合は「スリーカード」、4つであれば「フォーカード」といったイメージです。このページでは今までの青アドポーカーの記事の一覧を表示していますので、ご興味のある記事のページにご移動ください。

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