【特集：青アド・ポーカー32】ミュージカル「レ・ミゼラブル」の出演した経歴のある方の出演したラジオドラマ
ご存知のとおり、最近、井上芳雄さんや海宝直人さんといったミュージカル俳優の起用が多いNHK-FM「青春アドベンチャー」。
舞台俳優特集第3弾
当ブログでもラジオドラマ作品を紹介するために糸口となる企画として、劇団四季に関係する記事（ヤングシンバを演じた経歴のある俳優さんの出演作品）や、宝塚歌劇団に関係する記事（元トップスター・元トップ娘役の女優さんの出演する作品）をアップしてきたところです。
ただ、確かに日本でミュージカルといえば劇団四季や宝塚歌劇団は外すことはできないのですが、それ以外にも東宝やホリプロといった制作会社がプロデュースする作品も多い。
この分野、私は全く詳しくないのですが、制作会社プロデュース作品から1作品をチョイスするとすれば、やはり「レ・ミゼラブル」でしょう。
レ・ミゼラブルとは
原作はいわずとしれたフランスの作家、ビクトル・ユゴーによる1862年発行の小説。
ミュージカルとしては1985年にイギリスで完成をみて、以降、世界中で公演されているそうです。
日本では早くも1987年に東宝により帝国劇場で初演。
非英語圏では最も早かったそうですが、この時の配役が初演キャスト（以下では●を付けています）になります。
レ・ミゼラブル俳優一覧
さて、それでは「レ・ミゼラブル」の主要な役ごとに演じた経歴のある方が出演されるラジオドラマを一覧にして行きます。
ご覧ください（敬称略です）。
ジャン・バルジャン
- 虫明亜呂無短編集（1979年）★
○橋本さとし（2007年～2009年）
- ウェディング・ウォーズ（1995年11月）
- 青の時間（1996年7月）
- 踊る21世紀（2000年10月）ほか多数
ジャベール
- （上記のとおり）
○鈴木壮麻（2000年、2005年～2006年）
○内野聖陽（2003年～2004年）
- モンテ・クリスト伯（1996年1月）★
○岡幸二郎（2003年～2011年）
- 白狐魔記 戦国の雲（2015年8月）
- 天下城（2017年11月）
- 時めがね金沢うた絵巻（2020年1月）
○石川禅（2007年～2011年）
○川口竜也（2013年～）
- 軽業師タチアナと大帝の娘（2022年8月）
○上原理生（2019年～）
- あたふたオペラ「からめん」（2022年8月）
○伊礼彼方（2019年～）
- 暁のハルモニア（2018年8月）
- 紺碧のアルカディア（2019年10月）
- 悠久のアンダルス（2020年7月）
エポニーヌ
○坂本真綾（2003年～2009年）
○昆夏美（2013年～2019年）
- 輪廻転Payうた絵巻（2021年1月）★
○綿引さやか（2013年～2015年）
- ヨコハマ・ジャスミンホテル（2021年5月）
ファンティ－ヌ
- 不思議屋博物館（2001年7月）★
コゼット
- 無限への崩壊（1986年1月）
○純名里沙（1997年～1999年）
○菊地美香（2007年～2009年）
- イノシシボンバイエ！（2006年12月）★
- 俵のねずみがマウスでチュー！（2007年12月）★
マリウス
- 人魚の森（1989年11月）
○石川禅（1997年～1999年ほか）
- （上記のとおり）
○津田英佑（2000年～2001年）
- 火喰鳥 羽州ぼろ鳶組（2018年7月）
- 夜哭烏 羽州ぼろ鳶組（2019年9月）
- 夢胡蝶～羽州ぼろ鳶組（2022年10月）ほか
○山本耕史（2003年～2004年）
- オーバー・ザ・ハポン～空の彼方（かなた）へ（1995年3月）
- 家族ホテル（1997年5月）
○藤岡正明（2005年～2009年）
- 暁のハルモニア（2018年8月）
- 夢みるゴシック それは怪奇なセレナーデ（2019年1月）
- ヨコハマ・ジャスミンホテル（2021年5月）ほか
○原田優一（2011年～2015年）
- ブルボンの封印（1993年8月）
- 輪廻転Payうた絵巻（2021年1月）
- 白銀騎士団 シルバー・ナイツ（2022年11月）
○海宝直人（2015年～2019年）
○内藤大希（2017年～）
- 時めがね金沢うた絵巻（2020年1月）★
- 輪廻転Payうた絵巻（2021年1月）
- ウィル（2023年5月・予定）
デネルディエ
- 夢の10分間（1982年1月）★
- フランケンシュタイン家の家庭読本（1990年8月）★
○笹野高史（1994年）
○徳井優（2000年～2001年ほか）
- 神南の母（ママ）の備忘録（メモワール）（2010年12月）★
- 阪堺電車177号の追憶（2020年4月）★
○三遊亭亜郎(究斗)（2003年～2004年）
- あたふたオペラ「からめん」（2022年8月）
○コング桑田（2005年～2006年）
- なにわ純情ナイトメア（2018年8月）
○橋本じゅん（2017年～）
- 草上仁のミラクルワールド（1993年11月）
- 霧隠れ雲隠れ（1994年4月）★
- 笑う20世紀パート4（1997年6月）ほか多数
デネルディエ婦人
- 帰ってきた男（1990年1月）
○松金よね子（1989年～1991年）
- ゴー・ゴー!チキンズ（2010年7月）
- 東の国よ！（2013年9月）
- 静かな生活（2015年8月）ほか多数
○夏木マリ（1997年～1998年）
- 世界から歌が消える前に（2021年12月）
○峰さを理（2003年～2004年）
- 空色勾玉（1989年6月）
○朴璐美（2019年）
- 太陽の簒奪者（2006年5月）★
- レディ・パイレーツ（2012年1月）
- ファイティング40、ママはチャンピオン（2016年10月）ほか
アンジョルラス
- （上記のとおり）
○原田優一（2007年～2009年）
- （上記のとおり）
○上原理生（2011年～2017年）
- （上記のとおり）
○相葉裕樹（2017年～）
- 悠久のアンダルス（2020年7月）
- 白銀騎士団 シルバー・ナイツ（2022年11月）★
- ボブガール、チャリボーイ（2018年6月）
（注）★は主演作品です。
予想以上に長いリストになってしまいました。
最近のミュージカル俳優の多用が裏付けられますね。
ただ、その割には出演者が歌う作品が少ないのが不思議ではあります。
■シリーズ「青アドポーカー」
作品間の緩やかな繋がりを楽しむこの企画。
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