どんな検索ワード(作品名)でこのブログに辿り着いているか

何でもベストテン

【なんでもベストテン⑨】このブログへアクセスした検索ワード(作品名編)

このブログはNHK-FMのラジオドラマ番組である「青春アドベンチャー」(及びその前身番組)で放送された作品を紹介するブログです。
特にこの「なんでもベストテン」のコーナーは、紹介するラジオドラマに関する事柄をランキング形式で紹介するコーナーなのですが、今回はいつもと少し趣向を変えて、「検索ワード」をテーマにしてみたいと思います。

どんな作品名でこのブログに?

具体的には、アクセス解析の結果を活用し、このブログに検索で辿り着いた皆様が検索に使ったワード(作品名)をランキングにすることにより、青春アドベンチャーのどの作品が世の中で人気なのか探ってみたいと思います。
青春アドベンチャーは作品のジャンルが幅広く、どの作品が人気があるかはファンの間でも意見の別れるところかと思います。
もとより、もともとこのブログで使っていないワードは検索に引っかかりませんので、この集計が世の中の一般的な傾向を正確に示しているとは言えません。
でも、このブログでのラジオドラマ作品の紹介数はすでに200作品を超えていますので、お遊び程度はありますが、ある程度の傾向は示せると思います。

あくまで一部のデータの集計

さて、この記事でも書いたように、本ブログにはアクセス解析としてグーグルアナリティクスを入れています。
しかし、実際には、検索ワードの約7割が「not provided」とされ、不明な状況です。
そのためあくまで全検索による訪問数(最近はセッション数という言い方に変わったらしい)の3割程度の集計です。
その旨ご了解ください。
また、集計期間はこのブログにアクセス解析が導入された2012年10月下旬から2014年4月いっぱいまでとしています。
ランキングを見て頂ければわかるとおり、この期間であることが結果に影響を及ぼしています。

特定ワードの扱い

あと、単独の作品名だけではなく「ダイナー ラジオドラマ」などの複合ワードも集計対象としています。
逆にある特定の作品を示すことが明らかでも作品名ではないもの(例えば「雪華」→明らかに「鏡の偽乙女」)は対象にしていません。
最後に1回だけ使用された検索ワードまで含めると4000以上と途方もない数になるため、3回以上使用された検索ワードに限って集計しました。
網羅的ではありませんが、ランキングに大きな影響はないは思っています。

ランキング発表!

それでは早速行ってみましょう。
ちなみに、集計してみると結構面白い結果になりましたので、ベストテンではなく、ベストトゥエンティにしてみました。
カッコ内は合計検索数です。


  1. 路地裏のエイリアンジュラシックパーク(31)
    北野勇作さんのオリジナルラジオドラマとマイクル・クライトン原作の超有名作が同数で第19位になりました。
    この2作品が並んでしまうのが、青春アドベンチャーらしいところです。
    ちなみにこの2作にわずかに及ばず次点となった作品は「完璧な涙」と「幻想郵便局」でした。
  2. 二分間の冒険(32)
    児童文学原作の作品です。
    このブログではあまり高い格付けにしていないのですが、人気あるんですねえ。
    人気声優を起用していたことも原因でしょうか。
  3. 超能力はワインの香り(33)
    青春アドベンチャーで多くのオリジナル脚本のラジオドラマを書き下ろしている藤井青銅さんの原作作品。
    ただしこの作品は藤井さんご自身が書かれた原作小説があります。
    こんな20年以上前の古い作品が多数検索されているのが、青春アドベンチャーらしいところです。
  4. 蜩ノ記(36)
    そしてここに直木賞受賞作が並ぶ混沌さも青春アドベンチャーらしいところです。
    確かにこのラジオドラマもなかなかの出来でした。
  5. これは王国のかぎ(37)
    荻原規子さん原作の作品は3作品ありますが、最上位はこの作品でした。
    個人的には3作品の中で一番、いまいちな出来だと思っていたのですが、やはり人によって感想は違うのだと思います。
    これも人気声優さんが主演しています。
    ただし、同じように人気声優さんが主演している「タイムスリップ」シリーズの検索数はあまり多くないので、人気声優さんが主演していればよいというものではないようです。
  6. スウィート・アンダーグラウンド妖精作戦
    ウォーリー木下さん原作のオリジナル作品と、ライトノベルの元祖ともいわれる笹本祐一さん原作の作品が並びました。
    後者は2記事も書いている本ブログのおすすめ作で、世の中的にも割と有名だと思いますが、かなりマイナーなはずの前者がこんなに上位の入ってくるところも面白いですね、
  7. 放課後はミステリーとともに(41)
    某巨大掲示板ではやたらと人気で、続編も制作されたこの作品。
    私も嫌いではありませんが、このランキングでは意外と伸び悩みました。
    原作が有名すぎて、このマイナーブログにはなかなか辿り着かないからかも知れません。
  8. ピエタ(41)
    こちらは逆に初回放送時は某巨大掲示板ではほぼ黙殺された作品。
    私はとても好きな作品なのですが、実はひそかに検索している人が多かったことが嬉しいところです。
    ちなみに某巨大掲示板でも再放送時は妙に人気でした。
  9. 屋上デモクラシー(43)
    高羽彩さんのオリジナルラジオドラマ。
    今回のランキングでも有数の意外性のあるランクイン。
    確かに悪くはなかったのですが、なぜかこの作品で検索してくる人がやたらと多い。
    実はひそかな人気作だったのでしょうか?
  10. 北壁の死闘(45)
    本ブログの記念すべき初紹介作品。
    青春アドベンチャーでも有数の出来なので、その面では検索してくる人が多いのも納得ではあります。
    でも、そもそもとてもマイナーな作品で、しかも制作されたのは20年以上前。
    みんなどこでこんな作品を知ったんでしょう?
  11. 海に降る(46)
    これも意外と人気あるんだなあ。
    意外な上位で、すこしびっくりです。
    スピンオフ作品「星を掘れ!」が制作されたことが影響したのかもしれません。
  12. 脱獄山脈(47)
    これまたやたらと古いこの作品がこんな上位に!
    30年近く前の作品です。
    この作品がランクインした理由しては、ひとつ(某所で…)くらいしか思いつかないのですが、微妙な問題なのであまり触れずにおきましょう。
    ただそれが理由だとしてもすべては説明できないほど意外な上位であることは確かです。
    面白い作品であることは確かなんですけどね。
  13. バッテリー(50)
    あさのあつこさん原作の名作・有名作がランクイン。
    NHKのスタッフの方!、こんなに人気なんです!
    是非、続編の制作をお願いしますよ~
  14. 不思議屋薬品店(55)
    不思議屋シリーズで最も多かったのがこの作品。
    理由は、主演の堺雅人さんがこの期間に「半沢直樹」でブレイクしたのと、案内役の永井一郎さんがこの期間に逝去されたことだと思います。
    永井さんのご冥福をお祈りいたします。
  15. 三匹のおっさん(67)
    有川浩さんの作品は3作品紹介していますが、最も検索されているのはこの作品。
    この作品は集計期間中にTVドラマ化した影響が大きいと思います。
    ちなみにランク外ですが、集計期間中に映画化された三浦しをんさんの「神去なあなあ日常」も結構、検索数が多いです。
  16. 悲しみの時計少女(98)
    ここから先のベストフォーは検索数がとても多く「四天王」といっても過言ではない状況です。
    まずは「悲しみの時計少女」。
    青春アドベンチャーで初出の作品ではなく、前身番組の「サウンド夢工房」の作品です。
    歴代1位に推す声も大きい名作ですが、今でも検索している人がとても多いことはその証拠といえると思います。
  17. ダイナー(diner)(100)
    「悲しみの時計少女」を僅差でかわして3位に入ったのは何と平沢夢明さん原作のダイナー。
    NHKで放送したのがびっくりのスプラッターな作品でしたが、それにしてもこんなに検索が多いとは!
    うーん、平山さんって、そんなに人気のある方だったんだ。
    ちなみにカタカナで検索される方と英語で検索される方の双方がいらっしゃいました。
  18. 有頂天家族(104)
    森見登美彦 さん原作の作品。
    この作品に関しては集計期間中にアニメ化された影響が大きいものと思います。
    出演者の熱演が光る作品ですが、ラジオドラマとしての出来は…
    そうそう、この作品はやはり今年亡くなられた石田太郎さんが出演されていました。
    こちらも合掌。
  19. おいしいコーヒーの入れ方(110)
    第1位はこのブログでこの種のランキングをあると必ず登場する、おいこーでした。
    意外性のない1位ですみません。
    なお、「おいしいコーヒーのいれ方」は、青春アドベンチャーで10作品(総集編も入れると11作品)も制作されている作品のシリーズ名なので、ちょっと反則気味の一位ではあります。
    ちなみに「美味しい」だったり「入れ方」だったり、検索語句に誤字が多いのも特徴でした。
    「おいコー」と略した語句で検索される数も多数いらっしゃいました。

次回は「人名編」

どうです?
思い付きではやってみた企画ですが、意外と面白いランキングだったと思いませんか。
原作の人気がありすぎると、その語句で検索してもこのマイナーブログまで辿り着かないということも原因だと思いますが、とても意外性がありバラエティーに富んだランキングになりました。
集計していても楽しかったので、今度は人名編をやりたいなあと思っています。

お気を悪くされた方はご容赦を

さて、個人的に気になったのが、このランキング、当ブログの“格付け”が低い作品が多いこと。
わざわざ検索で辿り着いたのに、あまりよく書いてない文書にあたってしまった方には大変申し訳ないと思っています。
とはいえ今後も世間の評価は気にせず格付けしていきますけどね。

それではまたいつか、次回の「なんでもベストテン」でお会いましょう。


次回の特集は「検索ワード第2弾(人名編)」です。


■なんでもベストテン
出演者、作品ジャンル、音楽、PV…
青春アドベンチャー又は本ブログの記事に関して、様々な角度からベストテンを調べてみました。
その一覧はこちらからご覧ください。


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