特集【何でもベストテン③】最も放送話数が多いシリーズは何か?(その3)
番外編①:イレギュラーな話数の作品
青春アドベンチャーの作品で最も放送回数(話数)が多い作品を調べているこのシリーズ。
(青春アドベンチャーとは何かという方はこちらをご参照ください)
前回でベストテンの発表が終わりましたので、今回は番外編としてイレギュラー話数の作品を取り上げます。
(※:番組名の略称は、SA=青春アドベンチャー、SY=サウンド夢工房、AR=アドベンチャーロードです。)
まず青春アドベンチャーは月曜日から金曜日までの週5日間の放送なので、原則として放送回数は5の倍数になるはずなのですが、特番の予定が入っていたからか、1話少ない話数でつくられた話もありました。
中には気の毒なことに2話少ない(3話・13話)作品もあります。
中途半端な端数の作品は基本的に昔のほうが多く、近年は少ないようです。
- 漂流教室(AR・1985年・9話)
- 二都物語(AR・1986年・19話)
- 怪事件が多すぎる(AR・1987年・3話)
- アルバイト探偵(アイ)第1期(AR・1989年・3話)
- 夢の旅(AR・1989年・4話)
- ジグが来る(AR・1989年・14話)
- にぎやかな悪霊たち(SY・1990年・9話)
- 青春デンデケデケデケ(SY・1991年・9話)
- 背中あわせのハート・ブレイク(SY・1991年・9話)
- ロンリー・ランナー(SA・1992年・9話)
- 草上仁のミラクルワールド(SA・1993年・4話)
- バイオレンス・ジャック(SA・1994年・9話)
- 笑う20世紀(SA・1994年・9話)
- 三銃士(SA・1995年・13話)
- 特集年忘れ青春アドベンチャー「『卯』の音も出ない!」(SA・1998年・4話)
- 神南の母(ママ)の備忘録(メモワール)(SA・2010年・4話)
一方、2話多いといってよいのか3話少ないというべきかよくわからないのがこちら。
- ロビン・フッドの冒険(SA・1996年・7話)
その他、シリーズもので面白いのは「アルバイト探偵」。
なぜか1989年のうちに3作品にわけて放送しているのに、全部あわせても合計話数は13話しかないのです。
- アルバイト探偵(第1期)(AR・1月・3話)
- アルバイト探偵(第2期)(AR・7月・5話)
- 女王陛下のアルバイト探偵(AR・7月・5話)
番外編②:イレギュラーなシリーズ
また、喜多嶋隆さんのCFギャングシリーズは2作品が放送されていますが、1作目はアドベンチャーロードで、2作目はサウンド夢工房を飛ばして、青春アドベンチャーで放送されました。
番組を跨いだシリーズ化はアドベンチャーロード以降ではこれだけだと思います(その前に「FMアドベンチャー」→「アドベンチャーロード」で番組を跨いだ「カムイの剣」の例あり)。
CFギャングシリーズで主要キャストが変更されているのは残念ですが、使われている音楽が共通なのであまり違和感なく聴けます。
改めてみると、番組の期間自体が短かったこともあると思いますが、サウンド夢工房時代はシリーズ化された作品が少ないです。
(その1)で紹介した「ユンカース・カム・ヒア」以外だと、折原みとさん原作の天使シリーズ(下記参照)と林葉直子さんのとんぽりシリーズ(下記参照)だけだと思いますが、これらのシリーズも連続10回で放送されており、実質的にはそれぞれ1作品です。
サウンド夢工房時代のことは私はあまり知らないですし、そもそも取りあえげている原作ジャンルになじみがないので、漏れがあるかもしれません。
- 折原みとの“夢みるように愛したい”(SY・1990年・5話)
- 折原みとの“天使の降る夜”(SY・1990年・5話)
- とんでもポリスは恋泥棒(SY・1990年・5話)
- 愛する心に手錠して(SY・1990年・5話)
以上、番外編でした。
次の特集の「オリジナル作品」です。こちらをご覧ください。
■なんでもベストテン
出演者、作品ジャンル、音楽、PV…
青春アドベンチャー又は本ブログの記事に関して、様々な角度からベストテンを調べてみました。
その一覧はこちらからご覧ください。
※ 当初この部分に全11話の作品として「謀殺の弾丸特急」を紹介していましたが、再確認したところ全10話の作品だったので削除しました。11話と誤解した理由は「謀殺の弾丸特急」の記事をご覧ください。
コメント