【青春アドベンチャー全作品アンケート結果5】~作品編その⑤:得票数3票~
2022年3月~10月に実施した青春アドベンチャー全作品アンケートで、得票数が3票(76位タイ)の作品とその作品へのコメントは以下のとおりです。
ここまでで概ねトップ100となります。
放送された時期が早いものを先に並べています。
(注意)コメントには一部ネタバレ要素があることにご留意下さい。
第76位(3票・33作品)
初放送から21年後の2017年に再放送された「ブラジルから来た少年」、独特な世界観が人気の「小惑星美術館」、一部に?熱狂的なファンがいるらしい「僕たちの宇宙船」、当ブログの2019年アンケート第1位の「元中学生日記」などを含みます。
◆東京防衛軍(1992年)
- 原作:よしもとよしとも
- 脚色:藤井青銅
- 演出:佐藤譲
- 主演:蛍雪次朗
- 初めて青春アドベンチャーを面白いと思った作品でした。 (匿名希望)
- よしもとよしとも! (ondrew_ondrew)
◆ふたり(1993年)
- 原作:赤川次郎
- 脚色:吉田浩樹
- 演出:吉田浩樹、伊藤豊英
- 主演:増田未亜
- 90年代1位かつ日常ファンタジー1位として選出。割としんどい展開が続くが全編に漂う優しさが堪らない。増田未亜さんと中島ひろ子さんが好演。こんな娘が欲しい。 (Hirokazu)
◆都立高校独立国(1993年)
- 原作:首藤剛志
- 脚色:菊池有起
- 演出:川口泰典、外山正恵
- 主演:松本保典
- 中学生で、僕らのシリーズにハマっていたのでこういう作風が好きでした。 (匿名希望)
- (ネタバレですみません)最後にマジで独立しちゃったのはびっくりしました。この作品で渋谷区松濤という高級住宅地がある事を知りました(笑)高校生ならでは(当時の)の人間関係も面白かった (sawamot)
◆エンジェルス・エッグ(1994年)
- 原作:村山由佳
- 脚色:湯本香樹実
- 演出:千葉守
- 主演:萩原聖人
- 青春のほろ苦い感く切ない感じが良かった。ValentineのOver and Over Againの曲も作品によく合っていた。 (匿名希望)
◆ウォッチャーズ(1994年)
- 原作:D・R・クーンツ
- 脚色:吉田玲子
- 演出:芦田健、川口泰典
- 主演:海津義孝
- アインシュタイン(ゴールデンレトリバー)が賢くてカワイイし、アウトサイダーの悲哀も心に残りました。放送後は早速古本屋で原作を買ったことが思い出です。 (ゆっきー)
- タイトルを回収するシーンは鳥肌でした、いまでも脳内再生できます。投票した作品はどれもそうなんですが、青春アドベンチャー聞いてから原作を読んでます。クーンツを知るきっかけになったことに感謝です。 (miya_hokkaido)
- アインシュタインに惹かれて、原作まで読みました。今ももういちど聴きたいお話です。 (月)
◆笑う20世紀(1994年)
- 原作:藤井青銅
- 脚色:藤井青銅
- 演出:川口泰典
- 主演:小須田康人
- 藤井青銅氏の作品が好きでこの作品も声を出して笑ってしまうところもあり印象的です。 (ヴァンス)
- 干支シリーズを含めて藤井青銅作品の代表として。 (あらい)
- 友人に録音したカセットテープを貸したくらい面白いなと思ったラジオドラマでした。 (シーグラス)
◆優しすぎて、怖い(1995年)
- 原作:ジョイ・フィールディング
- 脚色:前田悠衣
- 演出:芦田健、川口泰典
- 主演:毬藻えり
- ミルクと卵、ミルクと卵を買わなくちゃ・・・夫の嘘が巧妙でジェーンの行く末をハラハラしながら聞き10話目が待ち遠しかった。 (匿名希望)
- 自分自身が何者で何が起こったか?自覚が覚醒していく過程は興味深かった。再放送希望。 (匿名希望)
◆お父さんの会社(1996年)
- 原作:草上仁
- 脚色:辻洋
- 演出:川口泰典
- 主演:小須田康人
- 実在の会社と架空の会社が連動してひと騒動おきるのが楽しかった (ナディア)
- バーチャルの仮想空間で出したアイディアが現実世界で利用されていることに気づき、真相を突きとめてゆく物語。約30年位前の話。まるで今を見るよう。SF作家とはすごい。VRヘッドセットはVRゴーグルへ。キャラクターは明るく楽しく聴けた作品。 (匿名希望)
◆ブラジルから来た少年(1996年)
- 原作:アイラ・レヴィン
- 脚色:高橋いさを
- 演出:川口泰典
- 主演:吉田鋼太郎
- とにかく毎日ドキドキして聴きました。 (匿名希望)
- 拘留中の女性看守と弁護士とリーベルマンとのやりとりがツボです。 (エアチェックした懐かしき日々)
◆おいしいコーヒーのいれ方Ⅱ~僕らの夏~(1997年)
- 原作:村山由佳
- 脚色:佐藤ひろみ
- 演出:千葉守
- 主演:内田健介
- 青春でした (匿名希望)
◆虹を操る少年(1998年)
- 原作:東野圭吾
- 脚色:鶴谷あずさ
- 演出:江澤俊彦
- 主演:笠原秀幸
- 初めて聴いた思い出の作品 (アラハビカ)
- 光楽は映像化は無理だと思うのでラジオドラマは最適な選択肢だと思いました (四季)
- 東野圭吾作品の中でもミステリーとはまた違う面白さがあり登場人物たちがティーンエージャーというのが珍しい (ナディア)
◆タイム・リーパー(1998年)
- 原作:大原まり子
- 脚色:長川千佳子
- 演出:保科義久
- 主演:塩沢兼人
- 効果音などは時代を感じるが、メインキャストの声色、ストーリー展開などは引き込まれる。原作の良さがよくくみとれている。 (jamjam)
- これもまた、塩沢兼人さんのご出演作。面白かったのに、埋もれてしまうのが勿体ない! (匿名希望)
- 塩沢さん出演作品。
途中から聴いたけど、引き込まれるストーリーで好きです。
最初から聴いてみたいなぁと思う作品。 (水城りくり)
◆小惑星美術館(2000年)
- 原作:寮美千子
- 脚色:富永智紀
- 演出:藤井靖
- 主演:高山みなみ
- 初めて聞いた青春アドベンチャーで、すごく惹かれたお話しだったから (匿名希望)
- 寮みちこの世界がよくわかる話、宇宙がすきな人には想像が広がる世界 (ナディア)
◆封神演義 第3部 易姓革命(2000年)
- 訳 :安能務
- 脚色:綾瀬麦彦
- 演出:真銅健嗣
- 主演:石橋蓮司
- 歴史に残る超大作だと思います。 役者の都合で兄弟の人数を減らしたりする工夫をしつつラストの感動は書籍版を越える出来映えだったと思います。 同時期に漫画の連載もありましたが自分は青春アドベンチャー版を布教していたものの誰にも相手にされず1人楽しんだ思い出があります。 (S.K)
- 声優たちが豪華でもう聴いてるだけで楽しかったので (匿名希望)
◆翼はいつまでも(2002年)
- 原作:川上健一
- 脚色:丸尾聡
- 演出:松本順
- 主演:岩下寛
- はじめて聞いた青春アドベンチャーでした。たまたまラジオをつけたとき、ビートルズの曲とともに主人公が驚くシーン、物語を音声のドラマにすると、こんなふうになるんだ!と衝撃を受けました。 (匿名希望)
- 作中に流れるBEATLESの「Please Please Me」が印象的な青春ドラマ。 (ノブユキ)
- 隠れた名作を教えてくれた感謝の一票
青春アドベンチャーありがとう (オフロスキー)
◆精霊の守り人(2006年)
- 原作:上橋菜穂子
- 脚色:丸尾聡
- 演出:真銅健嗣
- 主演:唐沢潤
◆死神の精度(2006年)
- 原作:伊坂幸太郎
- 脚色:浜田秀哉
- 演出:川野秀昭
- 主演:小原雅人
- 伊坂作品にはまるきっかけになったラジオドラマです。千葉の静かなしゃべりと、雨の降る音が、夜のラジオから流れてくるのが心地よかったのを覚えています。千葉の声が素敵すぎて、もっと!!もっとこの声を聞きたい!!となっていました笑 (秋馬つぐみ。)
◆放課後はミステリーとともに(2011年)
- 原作:東川篤哉
- 脚色:福田卓郎
- 演出:佐々木正之
- 主演:朝倉あき
- 小学生の時、はじめて聞いたラジオドラマでした。ワクワクが止まらなかったです。これを機に東川篤哉さんを知り、ミステリー小説の世界へと入っていったきっかけとなりました。主演の朝倉あきさんの声も大好きです。 (ゆらゆらくらげ)
◆砂漠の歌姫(2011年)
- 原作:村山早紀
- 脚色:大河内聡
- 演出:藤井靖
- 主演:石川由依
- 青春でもアドベンチャーでもない作品が増えてきた昨今、これこそは「青春」「アドベンチャー」の名にふさわしいと推せる! (まりーな)
- 石川由依さん、小野賢章さんの声が素敵でした。 (ちま)
◆月蝕島の魔物(2012年)
- 原作:田中芳樹
- 脚色:花房朋香
- 演出:藤井靖
- 主演:大内厚雄
- 「月蝕島の魔物」から始まるシリーズが大好きです。メープルとニーダムがお互いを大事に思いあっている雰囲気や、ときおりメープルが「あら、おじさま」と呼びかける茶目っ気あるキャラクターが、自然に頭の中に浮かんできます。長いシリーズなので、メープルやニーダムだけでなく、ディケンズ先生やアンデルセン先生など、たくさんのキャラクターに愛着も湧いています。 (うるた)
- まさかのこのシリーズのオリジナル作品ありがとうございます、という意味を込めて (匿名希望)
◆二分間の冒険(2012年)
- 原作:岡田淳
- 脚色:佐藤ひろみ
- 演出:木村明広
- 主演:田村睦心
- 若手の田村睦子とベテランの桑島法子の組み合わせが素晴らしい。 (いずみ)
- 日本の児童文学の名作。こういうのもっと取り上げて欲しい。 (匿名希望)
◆泥の子と狭い家の物語~魔女と私の七〇日間戦争~(2013年)
- 作 :オカモト國ヒコ
- 演出:小見山佳典
- 主演:岸田茜
- 前半はホラー、後半は冒険譚のような雰囲気がありドキドキしながら聴いていました。オリジナルのホラーをまた聴きたいです! (ちま)
- とにかく怖かったのを覚えています。聴きごたえがありました。 (匿名希望)
◆僕たちの宇宙船(2013年)
- 作 :樋口ミユ
- 演出:小見山佳典
- 主演:上村祐翔
- 私が青春アドベンチャーをずっと聞くことになったきっかけの作品です。続きがとても気になり毎日ラジオの周波を合わせてスタンバイして聞いていました。 (みか)
- エンディング以外は面白かった (青春離婚も面白い)
◆ニコイナ食堂(2015年)
- 作 :樋口ミユ
- 演出:小見山佳典
- 主演:朝倉あき
- 一番好み (青春離婚も面白い)
- 声優さんがお気に入り (porco@蝦夷の住人)
◆know~知っている(2015年)
- 原作:野﨑まど
- 脚色:山本雄史、西村有加
- 演出:真銅健嗣
- 主演:加藤虎ノ介
- 作品の雰囲気がとても好きで、ラストもラジオ用に変更されていて、それがとても良かったです。 (AYU)
- ロボットと人間の恋に泣きました。 (匿名希望)
◆スタープレイヤー(2015年)
- 原作:恒川光太郎
- 脚色:堀田りえこ
- 演出:木村明広
- 主演:田中敦子
- ラジオドラマ史上最もワクワクした作品
いてもたってもいられず原作小説を購入、続編もドラマ化してほしい (匿名希望) - 原作の秀逸さもあるが脚本もよく考えられており引き込まれた (匿名希望)
◆晴れたらいいね(2016年)
- 原作:藤岡陽子
- 脚色:山谷典子
- 演出:藤井靖
- 主演:原田樹里
- もともと戦記物のノンフィクションが好きで色々読んでおりましたが、今作のフィリピンでの撤退戦は非常によく描かれており、大変面白く聞きました。実際戦争を知る世代が減ってきており、経験者から話を聞く機会が減っていく世界で、こういった作品が聞き継がれていくことを期待したいところです。 (零観)
- 戦争をより近い視点で自分事として捉えることができる作品だったと記憶しております。最後に流れた歌声の爽やかさが印象的でした。 (匿名希望)
- 石橋さんの声が素敵でした。ドリカムの曲が物語にぴったりでした。 (ちま)
◆つばき、時跳び(2017年)
- 原作:梶尾真治
- 脚色:丸山智子
- 演出:藤井靖
- 主演:美山加恋
- 途途中椿が元の時代へ戻されてしまった時の主人公が美術館で椿がモデルとなった作品を見つけるところが何とも切ない (なんまいだぶ煎餅)
- 梶尾真治先生の原作小説のリリカルな雰囲気を再現されていた為 (AY)
◆タイムライダーズ(2017年)
- 原作:アレックス・スカロウ
- 脚色:小松與志子
- 演出:真銅健嗣
- 主演:吉永拓斗
- 面白い作品でありながら、泣ける場面もあり、記憶に残っているから (永遠のたいやき)
- SF好きにはたまらない作品。タイムライダーズ結成から話がおもしろい。登場人物も個性的で、全てにおいてしっかり作り込まれて引き込まれた15回シリーズでした。 (しいなゆうき)
◆時砂の王(2018年)
- 原作:小川一水
- 脚色:山本雄史
- 演出:木村明広
- 主演:木内義一
- 原作の構成をアレンジして主人公オーヴィルの壮大な旅になっていた為 (AY)
- 原作とは少し違う結末が鮮やかだった。 (匿名希望)
- 主人公の行動がむねうたれる
気の遠くなるような回数の戦いとスケールの大きさ
もういいじゃないかと言ってあげたくなる
涙出たこの原作者の他の本も読みたくなった (おかぴ)
◆メゾン・ド・関ケ原(2018年)
- 作 :西村有加
- 演出:川上剛
- 主演:伊藤沙莉
- ノリもキャラクターも音楽も全て好きです。小早川の歌を配信してほしい。 (匿名希望)
◆元中学生日記(2019年)
- 作 :鹿目由紀
- 演出:中村周祐
- 主演:佐野岳
- 基本的にタイムスリップ、タイムリープものは好みではなかったが、この作品だけは別格だった。前半は笑い、後半では泣いた。そしてEDも最高だった。終始世界観に引き込まれる作品だった!佐野岳さんの演技も良かった。というか、この作品で佐野岳さん大好きになった。 (元嘘つきな6人の魔女たちなんか知らない)
- オリジナル脚本1位かつタイムトラベルもの1位として選出。軽いノリで始まり意外と重いテーマに踏み込むものの爽やかに終わる。これぞ「青春アドベンチャー」ではないか。 (Hirokazu)
◆鷲は舞い降りた(2020年)
- 原作:ジャック・ヒギンズ
- 脚色:池谷雅夫
- 演出:吉田浩樹
- 主演:東幹久
- 朗読劇イベントを行っているので大ファンな本作を自分でも台本を描いて上演したくなりました。 (大サトー学会)
- 原作が好きな作品だけにどうラジオドラマ化されるか心配しましたが杞憂でした。映像無しでここまで表現されるとは、改めてラジオドラマの素晴らしさを感じた作品です。 (ヴァンス)
- かなり昔の作品だったと思うんですが、なぜ今の今までラジオドラマ化しなかったんだろう。個人的にはこのドラマの前(後かな)に放送されたタイムライダーズのフォスターがヒムラーの名前を読み上げてたのに、そのヒムラーがフォスターの声の山崎たくみさんが演じてるので笑ってしまいました。こんな偶然ってある?w (しいなゆうき)
【2022年実施・青春アドベンチャー全作品アンケート】
- アンケート概況
- 作品編①(得票数トップ10の作品)
- 作品編②(得票数トップ20の作品)
- 作品編③(得票数概ねトップ50の作品)
- 作品編④(4票作品)
- 作品編⑤(3票作品)
- 作品編⑥(2・1票作品)
- 作品編⑦(特別集計)
- 出演者編①(得票数トップ10の出演者)
- 出演者編②(その他の出演者)
- 番組全般への感想・希望など
- アンケート企画の反省点
- 番外編(渡辺いっけいさんからのメッセージ)
- 参考(作品ランキング一覧)
- 参考(出演者ランキング一覧)
■アンケート企画の結果
各年ごとアンケートの結果一覧はこちらから、全作品アンケートの結果一覧はこちらからご覧ください。
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