リスナーアンケート結果!2017年の青春アドベンチャーで最も人気があった作品は?

アンケート(年次)

【2017年に放送された青春アドベンチャーの人気投票アンケート結果①:作品賞】

皆様のご協力のもと、2017年も青春アドベンチャーの人気投票アンケートを実施することができました。
一昨年昨年に引き続き3回目となります。
みなさまには本当に感謝の言葉しかありません。
投票期間は2017年12月29日から2018年1月28日。
今年は青春アドベンチャー25周年を勝手に記念して、オールタイムベストの投票を同時に実施したため、投票期間は長めに設定しました。
なお、前年同様、当ブログ、ツイッター及び5ちゃんねる上で投票の呼びかけを行い、最終的に過去最高の127名の方(!)にご回答をいただきました。
なお、うち5人はオールタイムベストのみの投票なので実質的には122人による投票結果となります。

さてさて、皆さん、結果が早く知りたいでしょうから、早速、集計結果の発表に移ります。
今回は回答して頂いた方が多く大変な文章量になってしまったので「作品賞」と「主演賞」に分けて2回でお送りいたします。
また、同時にご回答いただいた「オールタイムベスト(25年間の全作品のベスト)」及び「青春アドベンチャーに取り上げて欲しい原作」については、別記事にてまとめます。
まずは恒例どおり「作品賞」から。
過去2回と同様に、1位=3点、2位=2点、3位=1点で集計し、総合点で順位付けをしています。
なお、ご回答いただいた内容のうち明らかな誤字は修正しています。

★作品賞★

◆第1位 : また、桜の国で 163点(1位44票、2位13票、3位5票)
2017年に2作品あった須賀しのぶさん原作作品のうちのひとつ。
ミュージカル畑の俳優さんがずらりと並ぶキャストはミュージカルファンには堪えられないだろう。
しかし、出演者賞に複数のキャストが名を連ねていることをみると、キャストの熱演によりファン以外にも納得の良作となったものと思われる。

■リスナーの感想■

  • 選んだ3作品(注:「また、桜の国で」、「タイムライダーズ」、「風の向こうへ駆け抜けろ」)はいずれもジャンルが異なるがそれぞれの面白さがあった。「タイムライダーズ」と「風に向こうへ駆け抜けろ」は続編も期待。
  • 臨場感に溢れていたことと、登場人物のキャラクターが大変魅力的だったところ。
  • 好きな作家の作品がラジオドラマとしてより具体化され、多くの人にも聴いてもらえたから。また、好きな役者が好演していたから。(特に「また、桜の国で」は小説内の日(ポーランド侵攻)と現在の日付けを9/1で合わせたことで、よりリアルに感じられたのは凄い。)
  • 戦争のことを日本内だけでなく海外でも信念を持ち闘った人々がいたことをつうかんし、感動した。
  • 徐々に緊迫していく状況にハラハラドキドキ。リアルタイムで聞き続けることができた、気になってリアルタイムですぐ聞きたかったドラマ
  • 視覚に頼れないなか、脚本、効果音、出演者の力量で見事に戦争を表現していたところ。
  • 1位に選ばせていただいた、「また、桜の国で」についてですが、3週に渡る大作で、とても聴きごたえがありました。本当に悲劇を繰り返してはならない、と思いました。また時間のある時に、一気に聴きたいですね。聴き逃しの対策には本当に感謝です。
  • 井上芳雄さんの役がピッタリ過ぎて目の前で観ているようだった。話の内容にも泣けた。
  • 最終回とても泣きました
  • 出演者の方々が素晴らしく、声を聴いているだけなのに映画か舞台を観ているかのようだった。
  • 井上さんと中川さんのエモーショナルさ 坂本さんの演技の繊細さ 聞いてて胸が苦しくなるようなリアルな重さがラジオで表現できることに驚いた
  • 好きなミュージカル俳優たちがでていたから
  • リアルな芝居が素晴らしかった
  • 配役の妙。適役揃いで、はなしの内容も面白かった。
  • 「また、桜の国で」について、恥ずかしながらポーランドの惨状についてきちんと学んできませんでした。この作品を通してポーランドのことを学べました。ミュージカル俳優が多く出演されてましたが、舞台でもみたいと思いました。
  • 原作をぎゅっとうまく凝縮していたと思う。キャスティングも合っていた。
  • 時系列が整理されてわかりやすかった。
  • ミュージカル俳優の方が出ていたので中学生以来久方ぶりに聴きました。声だけのお芝居もさることながら、音楽やSEに圧倒され、臨場感溢れる映画を観ているような体験でした。
  • あの分厚い本の内容を朗読でどこまで伝えられるのかと不安でしたが、緊迫した息遣いが伝わってきて感動しました。特に、ラストシーン、慎の父とレイとの会話が好きでした。
  • 知られざる日本とポーランドの関係及び平和を願う主人公たちの行動に心打たれました。
  • 出演者が、皆さんはまり役で、素晴らしいキャスティングでした。物語にも本当に引き込まれました。
  • どちらも(注:「また、桜の国で」、「斜陽の国のルスダン」)骨太な作品でした。舞台で観てみたい
  • 人間の悲しさ、はかなさを含んでいる奥深さを感じられた。
  • 物語の内容と声優の声が良かった
  • バリエーションが豊富だった(注:「また、桜の国で」、「天下城」、「ちいさなちいさな王様」)
  • 『また、桜の国で』は音だけでもこんなに豊かな表現ができるのかという驚きとともに、音だけだからこその臨場感も味わえました。素晴らしい作品でした。
  • 原作の大ファンです。イメージを全く損ねることなく、読んだ時時の同じように感動しました。キャストファンの方々に原作を手にとってみようと思って貰える作品だったと思います。
  • それぞれのキャストが役にぴったりだった
  • 原作未読で聴きましたが、先の見えない暗い時代にひたむきに生きる登場人物たちの生きざまに胸が熱くなりました。今の時代だからこそこの番組に出逢えてよかったと思いました。
  • 配役が登場人物にぴったり。知的で説得力のあるオーディオドラマでした。
  • 知らなかった歴史の1面を教えていただきました。
  • 日本人があのように関わっていたことをしらなかったので大きな衝撃と深い感動を覚えました。
  • 「また、桜の国で」は臨場感溢れる戦場のシーン、対象的なラストシーンの美しさとショパンの「革命」が印象的でした。

◆第2位 : 斜陽の国のルスダン 83点(1位15票、2位17票、3位4票)
同人小説がNHKの手によりラジオドラマ化され、この人気投票では第2位。
原作のファンが大挙投票したようにも感じるが、やはり快挙。
なお、原作者の並木陽さんは若い頃、青春アドベンチャーの熱心なリスナーだったとのこと。
嬉しいだろうなあ。

■リスナーの感想■

  • 海宝さんがとても良かった。ぜひ花ふささんと舞台化してほしいです、作品も素晴らしいです
  • ドラマチックな作品で喜びや哀しみを繊細に描かれていた点が良かったです
  • グルジアの歴史ドラマというのが新鮮でとても面白かったです!ルスダンの夜の教会での独白のシーンが印象的でした。
  • 斜陽の国のルスダンは、原作のおもしろさもちろんのこと、ラジオドラマとしての脚本や、役者の皆さんの演技が素晴しく、大変楽しく聴かせていただきました。
  • 原作の雰囲気を壊さずに上手く表現していた
  • 「斜陽の国のルスダン」で初めてラジオドラマを聞きました。最初は淡々と終わる感じで「ラジオドラマとは、こんな感じのものか~。」と思っていたのですが、ある日、突然涙が出て来てしまいました。声だけなのに、こんなにも人の心を揺さぶるものかと驚きました。
  • 情景がありありと浮かんでくる作品でした
  • 役者の声と音楽が、物語を美しく彩っていたと思うので。物語の世界に引き込まれたので。
  • 花總さんと海宝さんの名演、酒向さんの渋いナレーションが印象的でした。音楽もとても雰囲気に合っていて、異国情緒溢れる、短いけれど心に残る作品でした。
  • 「斜陽の国のルスダン」もルスダン王妃とディミトリ王子の関係性が素敵でした。

◆第3位 : 風の向こうへ駆け抜けろ 46点(1位10票、2位4票、3位8票)
人気の朝倉あきさんの他にも、東幹久さん・「ナイツ」の土屋伸之さん・競馬専門チンネルの小林アナなど競馬関係者?を集めた配役が見事。
続編「蒼のファンファーレ」にも期待したい。
それにしてもトップ3はすべて女性が原作者なんだなあ。

■リスナーの感想■

  • 風の向こうへ駆け抜けろ、真剣さが伝わってきてとても良かったです!
  • 「風の向こうへ駆け抜けろ」原作を読んでいたので、非常に上手くラジオドラマチック化されていた印象。ラジオNIKKEIの小林雅己アナウンサーの実況シーンも流石の一言でした。
  • 朝倉あきさん演じる瑞穂が、「私は勝ちたいんです!」と東幹久さん演じるテキに訴えかけるシーンが良かった。レースも臨場感とモノローグが上手く融合されていて、良かった。
  • 競馬のシーンで風を切って駆け抜ける様がオーディオドラマとして見事に表現できていた。

◆第4位 : 金魚姫 36点(1位7票、2位7票、3位1票)
いろいろな意味で(笑)大人っぽい作品が多かった2017年でも、最も大人向けだったファンタジー作品。
ヒロイン「リュウ」を演じた梅舟惟永(うめふね・ありえい)さんのささやくような演技がとても印象的だった。

■リスナーの感想■

  • 金魚姫は、大人の展開にどきっとした。
  • とにかくラストが最高!結ばれない二人の絆がすてきだった。
  • 原作も読んでみて、声優の醸し出すイメージが似ていて良かった。
  • 夜、湯船につかりながら「青春アドベンチャー」を聴く習慣のせいで、どうしてもホッと出来る作品、話の筋立てはシリアスでも所々にコミカルで一息つける場面が挟まっている作品が好きです。金魚姫の「おまえだ!」は今年一番のセリフ。

◆第5位 : つばき、時跳び 33点(1位6票、2位6票、3位3票)
サラマンダー殲滅」以来、約四半世紀ぶりに梶尾真治さんの作品がNHK-FMに帰ってきた。
「サラマンダー殲滅」とは異なりヒロインのキュートさが大人気。
映画化の計画もあるらしい。

■リスナーの感想■

  • 素敵なラブストーリーで、熊本県の魅力を教えていただきました!
  • 今年は数作しか聞けなかったのですが、そのなかで好きだと感じた2作(注:「つばき、時跳び」、「びりっかすの神さま」)です。理由とかウンチクとかは語れません。単に心地良かったです。
  • 「つばき、時跳び」は最終回で、ああ、完成したなあ。としみじみ思えました。
  • つばきがとても可愛くて、キュンキュンしました
  • 空想(幻想)の世界に淡い恋を盛り込みつつ意志の弱い人間が成長してゆくさまを描いたところ。または男世界の中で自力で道を切り拓いてゆく女性を描いたところ、など。
  • 3作品(注:「つばき、時跳び」、「斜陽の国のルスダン」、「また、桜の国で」)共に、テーマ音楽が素敵でした。もちろんストーリーや役者さんの演技も素敵で次の展開が楽しみでした。「つばき、時跳び」のつばきさんのたおやかさ、ちょっとヘタレな主人公のキャラが好きでした。

◆第6位 : タイムライダーズ 29点(1位7票、2位3票、3位2票)
歴史改変によりがらっと世界が変わってしまうのはタイムパトロールものの醍醐味。
吉永拓斗さん、山崎たくみさん、大友龍三郎さん、石橋徹郎さんなどの好演も印象的。
こちらも続編のラジオドラマ化が待たれる。

■リスナーの感想■

  • 1位にタイムライダーズを撰びました。久しぶりにワクワクが止まらなく、続きー!続きー!と、次の回が楽しみでしょうがなかったです。
  • 原作ファンで、聴いたのですが、世界観がそのまま表現されていて本当に感動しました。また、原作にないシーンもあって倍楽しめました!
  • どの回か忘れたけど(サリーナが連れ去られる回)、目の前に洋画のようなシーンが見えた。こんなことはラジオドラマではあまりないこと。
  • 協力と友情がある場面の青春アドベンチャーで、これらが良かったです。

◆第7位 : 帝冠の恋 24点(1位1票、2位7票、3位7票)
須賀しのぶさんのもう一つの作品でこちらは女性が主人公。
タイトルに「恋」とあるが甘々のお話ではない。
なぜか2位・3位の得票が多く、もっと多く1位の票をとった多くの作品を押しのけて第7位。

■リスナーの感想■

  • とにかく出演者の方々のお芝居が圧巻で一年経った今も耳に残ってます。

◆第8位 : ブラジルから来た少年(再) 22点(1位3票、2位4票、3位5票)
再放送の中では最上位。
本年のアーカイブ枠?で、吉田鋼太郎さんの若き日の主演作品なので、聞きたかった人も多いのではないか。
アーカイブ枠は今後も是非続けてほしい。

■リスナーの感想■

  • 「ブラジルから来た少年」は有名な作品なのに内容を知らなかったので、今回初めて聴けてよかったです。

◆第9位 : あおなり道場始末 20点(1位3票、2位3票、3位5票)
葉室麟さん2作品目の青春アドベンチャーは前作「蜩ノ記」とは打って変わったライトテイストで、作風の違いに驚いた人も多かっただろう。
なお、本作放送後の12月23日になんと葉室麟さんが逝去されたとのこと。合掌。

◆第10位 : 青春離婚 19点(1位4票、2位3票、3位1票)
ヤギ、しゃべりすぎ。
でもそれ以外は文句なし!というか、こっ恥ずかしいけど、こういう甘酸っぱいものもたまにはいいよね。
なお、本作品の原作者・紅玉いづきさんも元青春アドベンチャーリスナーとのこと。

■リスナーの感想■

  • 青アドぽかった 2000年ごろの
  • リアルな青春劇でドキドキした。
  • 青春らしい瑞々しい雰囲気で演出テンポもよく、聴取後感がとても爽やかでした。

◆第10位 : エヴリシング・フロウズ 19点(1位4票、2位3票、3位1票)
「青春離婚」と全く同じ得票数の同率10位。
普通の男子高校生の日常もこんなに“アドベンチャー”な題材になることを証明した作品。

■リスナーの感想■

  • 声が可愛い子がいた!
  • 主人公の耳心地よい関西弁。重いテーマもありつつでも重くなりすぎず、青春してるな〜っていう雰囲気。大阪大正区の眼鏡橋が印象深い。
  • 「エヴリシング・フロウズ」は自分が中学生の葛藤がよく表現されていて、この作品を中学生の時に聞けていたらもっと良かったのになぁと思ってしまいました。
  • 2位のエヴリシング・ブロウズは、毎回、絶妙なところで切られており、こちらも続きが待ち遠しかったです。最後のみんなで夕日を見るシーンは、ホロリとしてしまいました。

◆第12位 : 僕たちの宇宙船(再) 18点(1位2票、2位5票、3位2票)
良作がひしめく今年の再放送作品で2番目の得票を獲得。
一部、熱狂的なファンがいるようで、以下の投票理由もなんだか熱い!

■リスナーの感想■

  • 独特の世界観 キャラクターたちが生き生きしてる。 感情のこもった台本でした
  • オリジナル作品ということで先の展開がまったく読めず楽しめました。作品のチャレンジ精神もドラマチックな表現や愛着を持てるキャラたちもとても魅力的で久しぶりにのめりこんだ作品です。ただ、媒体がこのラジオドラマしか存在しないため、新規の方に聞いてもらおうにも薦める手立てがありません。このまま埋もれてしまうにはあまりにも惜しい作品なので、CD化などの音源化や再放送を切に願います。

◆第13位 : 闇の守り人(再) 17点(1位1票、2位5票、3位4票)
個人的には「守り人」シリーズではこの「闇」が一番好きだ。
ジグロの思いを想像するだに涙ぐんでしまう。
それにしてもやっぱり続編が欲しいなあ。

■リスナーの感想■

  • 子供の頃から好きだった作品を久し振りに聞けてとても嬉しかったです

◆第14位 : きりしたん算用記 14点(1位4票、2位0票、3位2票)
本作品、「あおなり道場始末」、「天下城」と2017年は時代・歴史ものが多い年でもあった。
本作品は和算をテーマにした意欲作だが、ラジオドラマにするには難易度が高かったか。

■リスナーの感想■

  • ラジオドラマの時代劇はどんなもの?と思っていましたが、聴いた途端一気に時代劇に入り込めました。テンポも良くて面白かったです

◆第15位 : びりっかすの神さま 12点(1位2票、2位2票、3位2票)
再放送とはいえ、この良作がこの順位ということは今年は新作のレベルが高かったのだろう。
という訳で本作品も推薦に値する一作。
未視聴の方は是非、一度。

■リスナーの感想■

  • ストーリーの面白さと声のマッチ具合が良かったです。

◆第16位 : ちいさなちいさな王様 10点(1位2票、2位0票、3位4票)
日本を代表する名バイプレイヤー本田博太郎さんの主演作で一見童話っぽいが実は大人向きの作品。
CMなどで見られる本田さんのコミカルな一面も上手く表現されている。

■リスナーの感想■

  • 大人向きな作品とは思いますが、平凡な日常であっても、視点や発想を変えることによって、世界が広がるのではないかということに気付かされたからです。主人公と王様のやり取りも楽しく聴かせていただきました。
  • ちいさなちいさな王様 切なくなる良作。五回というのも聞きやすくてよかった。

◆第16位 : UFOはもう来ない 10点(1位3票、2位0票、3位1票)
SFの少なかった本年では唯一の本格SF。
「ちいさなちいさな王様」と同点の第16位だが、「1位」の票だけみると3票と結構上位。

◆第18位 : 天下城 9点(1位1票、2位1票、3位4票)
2014年に放送された「獅子の城塞」の前日譚がその3年後に放送。
ややこしいなあ~と思っていたら、2018年初頭に「獅子の城塞」が再放送された。これで順序どおり。

◆第18位 : エイレーネーの瞳 シンドバッド23世の冒険(再) 9点(1位1票、2位2票、3位2票)
田中芳樹「水晶宮の死神」vs小前亮「エイレーネーの瞳 シンドバッド23世の冒険(再)」の師弟対決は、小前亮さんに軍配。

■リスナーの感想■

  • SF、ファンタジーのセンスオブワンダーが堪能できた。

◆第20位 : 1985年のクラッシュ・ギャルズ(再) 7点(1位1票、2位1票、3位2票)
ダンプ松本さん、ジャガー横田さん、志生野温夫さんといった「本物」の迫力が圧倒的。
再放送でなければもっと点が伸びていたと思われる。

◆第20位 : クリスマスの幽霊 7点(1位0票、2位3票、3位1票)
2013年の「クリスマス・キャロル」に続き、クリスマスの時期にクリスマスものの放送。
こういった季節感のある作品チョイスは大歓迎。

◆第22位 : 水晶宮の死神 6点(1位0票、2位0票、3位6票)
2012年7月放送の「月蝕島の魔物」から5年半。
ようやく「ヴィクトリア朝怪奇冒険譚3部作」が完結。
石川由依さんのメープルともこれでお別れか。
それにしても3位ばかり6票って一体…

◆第22位 : 家電の極意(再) 6点(1位1票、2位1票、3位1票)
新作・再放送併せて2017年唯一の脚本家競作のオムニバスドラマ作品。
個人的にはやはり「ラジカセからレクイエム」。
でもラジカセってもう希少品ですよね。

■リスナーの感想■

  • 家電の極意・・・「こたつ部」と「姉とテレビ」が秀逸。 短編ということもあってかこの2作は何回もリピートした。

◆第24位 : ツングース特命隊(再) 4点(1位0票、2位2票、3位0票)
2013年の作品の再放送。
山田正紀さんは2015年にも「チョウたちの時間」が青春アドベンチャーで採用されている。
スタッフの皆さま、「神狩り」はだめでしょうか。

◆第24位 : 予言村の転校生(再) 4点(1位0票、2位1票、3位2票)
主演の葵わかなさんは現在放送中の朝ドラ「わろてんか」のヒロイン
いつか青春アドベンチャーに凱旋主演していただきたいものだ。

まとめ

ということで、本年の人気投票は「また、桜の国で」の圧勝でした。
同作品は「第1位」とする票が多いのみならず、「2位」・「3位」への投票も多く、結果、総得点の約26%を1作品で占めることになりました。
なお、「斜陽の国のルスダン」との組み合わせで1位・2位とした(どちらかを上位とした)方が非常に多く、ファン層が近い作品が連続されたことによる相乗効果があったことが窺えます。
ちなみに、ありがたいことに、twitterでこのアンケートへの投票を呼びかけたところ、原作者さんや脚本家さんご本人にretweetしていただいたことが何件かあり、今回のアンケートは、正直、その影響を受けているように感じます。
その辺については別途「2017年アンケート反省会」の記事をアップしたいと思います。
さあ、次は「出演賞」です。

【2017年のリスナーアンケート結果一覧】


■アンケート企画の結果
各年ごとアンケートの結果一覧はこちらから、全作品アンケートの結果一覧はこちらからご覧ください。


■2017年の放送作品
2017年に青春アドベンチャーで放送された作品の一覧はこちらです。


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