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メディアミックス情報

他メディアのキャストをそのまま青春アドベンチャーに移植した作品4選

NHK-FM青春アドベンチャーで放送されているオーディオドラマのほぼ半数が小説や漫画などの原作があるものです。これらの作品がドラマ、アニメ、舞台など、他の媒体でメディアミックスされることも多く、当ブログでも「メディアミックス情報」という記事カテゴリーを作っています。ただNHKが音頭を取ってしかけることはほとんどない(結果的にメディアミックスになっているだけ)ので、そういった他メディアで放送された作品と青春アドベンチャーで制作された作品の出演者が同じということはほとんどありません。しかしごく例外的に主要キャストが全く同じ作品があります。今回はそれを紹介したいと思います。
格付:A

1975年に生まれて 作:古川健(特集オーディオドラマ)

深夜の高速道路。いつも耳を傾けているラジオ番組が終わった。もうすぐ午前4時、俺は浜名湖で見る朝焼けを夢想する。お金では苦労しどおしの人生だったが、朝焼けを見ると疲れが吹き飛んでしまう。俺の王様の時間だ。でも最近、娘の美緒のことを考えると心に影が差す。苦労して大学に入れたのに就職活動をせずにボランティアに本腰を入れたいというのだから。娘にはお金で苦労して欲しくないのに。
格付:C

くびっ! 作:黒瀬ゆか(青春アドベンチャー)

会社ではみなヒロコに気を使ってくれている。半年前に病気で夫をなくした後、まとまった休みを取ることもなく健気に働き続けているから。しかしやはりヒロコの心の中にはぽっかりと大きな穴が開いていた。それを忘れるため、夫の思い出の地を巡る温泉旅行に週末ごとに行っていたのだが…今週は急な台風で行けなくなってしまった。どうしよう…考えた末に思い出したのは生前、夫と行った大手町にある平将門の首塚。あそこから今からでも行くことができる。
格付:A

イジメの彼方 作:櫻井智也(FMシアター)

小学校6年生の息子が学校でいじめを受けたと聞いて広太は決めた。やはり自分が学校に行って担任の教師に直談判するしかない。一晩、妻と二人で話しあったが妻はどうしたらよいかわからないという。そして、息子は親に介入して欲しくないようだ。しかし、高校生の頃にイジメの被害者だった自分なら息子の気持ちを代弁できると思うのだ。
格付:AA

ピンザの島 原作:ドリアン助川(特集オーディオドラマ)

父が自殺してから10年、涼介は母と二人で生きてきた。その母が亡くなる直前、涼介に安布里(あぶり)島に行けと言った。その島に行けば希望を失わない人に会える、と。父と母、そしてその「希望を失わない人」はどういった関係だったのだろうか。3人は昔、チーズ作りを志していたらしいのだが。
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