2022年リスナー人気アンケート④:FMシアター/特集オーディオドラマ・作品編

アンケート(年次)

【2022年NHK-FMオーディオドラマアンケート結果発表④:FMシアター・特集オーディオドラマ編・作品編】

青春アドベンチャーと同様に、FMシアター/特集オーディオドラマも2022年の人気投票及び意見募集を実施いたしました。
こちらもご協力ありがとうございました。
さてそれでは早速投票を開始します。
こちらもまずは作品編です。
なお、アンケート回答者の属性等、アンケートの概要はこちらをご覧下さい。

(注意)コメントには一部ネタバレ要素があります!

第1位(12票)

遺体を捜す人たち
長野局制作で民間の山岳捜索を描く作品。
アンケート中盤までは他の作品と競っていたが徐々に引き話して独走状態になった。
なお、恐らく偶然だが、捜索員を演じる主演の長友郁真さんは、2020年「<あの絵>のまえで」の第5話「豊穣」で遭難する側を演じている。

■リスナーのコメント■

  • 面影でFMシアターを知ってその次に見た作品。初めて知る仕事、そして吹き込んだ内容に「FMシアターは粒ぞろいだな」と感心した。
    『山は死ににきたんじゃない。生きるために登ったんだ』って言葉が頭から離れない。
    この景色を見るために彼女はきたんだ。
    って光景がありありと浮かんで涙ぐんだ(ケイル)
  • そういう仕事があることを知りました。
    生存してなくても、探してほしいという気持ち、分かるし、その仕事に恩師が導いたのが、良かった。(いもあん)
  • ひたすら山!
    地味!
    これはこれで地方局ならではの話で面白かったです。(浅田飴)
  • 遺体はそのままだと自然に帰るが、遺体を見つけたことによって名前を取り戻して人間として親族の元へ帰る、という独白が良かったです。(けく)
  • 遭難者捜索の仕事の苦労が伝わってきました。(水松)
  • 山岳小説を登山家としての視点からではなく描いていて、途中涙があふれてきた(にざえもん)
  • こういう人たちがいることを初めて知りました。(vt)
  • 如何ともしがたい展開に涙が溢れてきました。(しおじさとし)
  • こういうのも必要だと思う(匿名希望)
  • きっと先生の息子も登りきって、見えた景色に心震えたんだろうと思う。また再放送してほしい。(匿名希望)

第2位(8票)

ヘルプマン-俺たちの介護物語-
FMシアター史上初の全5回の連続もの(50分×5回)として制作された作品。
まずはこれをやり切った演出の吉田浩樹さんに拍手を送りたい。
原作は2003年から2021年まで掲載誌を変えつつ書き継がれた、くさか里樹さんの漫画作品だが、オーディオドラマ版の主人公の設定は結構変更されている。

■リスナーのコメント■

  • 理想と現実との間でもがく登場人物たちが印象的でした。(けく)
  • 介護職の表から裏までを知り尽くしていないと作れない作品だと思う。(水松)
  • 原作漫画はずっと読んでいた。
    原作が連載されたころと今とさして世の中は変わっていないな、とも感じた(にざえもん)
  • 漫画が原作なんですね。最初は、少し取っつきにくい感じで聴き始めましたが、連続物ということもあり回を追う毎に作品の世界に入り込んで行けました。現代社会の抱える諸々の問題や課題を改めて考えるきっかけになりました。(しおじさとし)
  • 全5回でボリュームがあってよかった。(タジ)
  • 1時間ラジオの連ドラというのが良い。面白かった。(匿名希望)
  • 実生活で介護がらみのことがあったので興味深く聞いた(匿名希望)
  • 初の連ドラ、ちょっととまどったけど面白かった。この作品は映像化だとかなり工夫しないといけないようにも思えた。(潤之)

第3位(7票・2作品)

面影
殺処分が予定されている正体不明の怪物が夭折した娘とそっくりだったら…
いやもうこの設定だけでヤバい。
しかも坂井真紀さん、東幹久さんって、1994年のTBSドラマ「私の運命」を思い出して何とも言えない気分になる組み合わせ…

■リスナーのコメント■

  • 初めてFMシアターを知った作品。
    あまりにも報われなかったのでモヤモヤしながら聴いてた。
    のちに田畑志麻をYouTubeで発見。元気で生きているようで異が報われました。
    人に紹介するために3回は聴いた。
    もう二度と聴きたくない。(ケイル)
  • SF寄りのハードで重い話で印象的でした(AY)
  • SFテイストのストーリーがFMシアターには珍しくとても良かった。(匿名希望)
  • SFと思って楽しく聴いてたら最後に泣いた(匿名希望)
  • 働く女性もののドラマかと思ったら、いきなり怪物という単語が出てきて意外性がありました。(けく)
  • 想像以上に心臓がチクチクする作品だったのですが、とても好みでした。5回くらい聴いた気がします。初めて聴いた時、キャストの方々の声のトーンや演技に惹き込まれ、ボロ泣きしました。(匿名希望)
  • ただただ重くて切ないお話だった。でも最後には主人公右子のなかに希望や未来を感じられてよかった。(匿名希望)

傑作が落ちてくる
階段から落ちると傑作小説を掛けるという特殊能力を手に入れた男のドタバタ劇。
第50回創作ラジオドラマ大賞佳作の脚本によるオーディオドラマで、主演は玉置玲央さん。

■リスナーのコメント■

  • 面白かった。楽しめた。(いもあん)
  • 主人公のバカでひたむきな性格が好きだった。階段から落ちる音なんてよく用意できたよなと思う。(げん)
  • 登場人物のほとんどがクズしかおらず笑いました。(けく)
  • 主人公が徹頭徹尾人間のクズなのが素晴らしい。(山科克郎)
  • 笑いました(潤之)

第5位(6票・2作品)

木になった亜沙
芥川賞作家(2019年「むらさきのスカートの女」)の今村夏子さんの原作を「ミラーボール」の中澤香織さんが脚色。
シンクホール」の第1話「志願と拒絶」や、「あなたに似た自画像」の第3話「あのひとのカナリア」もそうだが、こういう不穏な作品に中澤さんは強い。

■リスナーのコメント■

  • 「聞いててキツイ・ツライ・苦痛・救われない」
    ただそれだけ。 おすすめはしない(匿名希望)
  • 原作を読んでみたくなった(あんこ)
  • ものすごく胸糞悪い展開が印象に残りました。(けく)
  • なんとも言えぬ世界観に引き込まれていた(にざえもん)
  • 大阪のメンタルクリニック放火事件の煽りを受けて放送延期になった曰く付きの作品ですが、原作がしっかりしているので構成等が本年度一番良かったのではないかと思います。物語としてはFMシアターとしては就寝前に気持ちよく眠りにつけるタイプの話ではなくモヤモヤしたものが残る視聴感でしたが、軽く聞き流せるのではなく聞き入ってしまって、登場人物たちの本当の幸福とは何?と考えさせられる深い作品でした。こういうのばかりだと流石に毎週聞くのは辛いけど、年に一度くらいは良いのではないかと思います。(紅 はるか)
  • 不思議な感覚に陥りました。(しおじさとし)
  • 深い話で切ないけど印象にのこっあ(匿名希望)
  • 衝撃的で攻めた物語で、終わったあとしばらく呆然とした。(ひがかん)

ミシンの音色を、もう一度(再)
2021年の初回放送時のアンケートでは2票しか獲得できなかったのに再放送の2022年アンケートで6票入った。
この辺がこのアンケートの限界なのかもしれない。
主演の朝夏まなとさんは青春アドベンチャーの出演者アンケートでも第1位となり、両番組で大活躍の1年だった。

■リスナーのコメント■

  • ネクタイで引出物を作るシーンが心に残ってます。(北国のPorco )
  • 遺品リメイクをファンタジー的な話と絡めて紹介していて、感動しました(AY)
  • 好きな作品なので再放送されて嬉しい。(水松)
  • いい話です。(しおじさとし)
  • 何回きいてもよい(匿名希望)

第7位(5票)

◆【特集オーディオドラマ】さざ波のみち
奈良時代の宮島が舞台で、万葉集収録の歌から着想を得た作品とのこと。
主演の元乃木坂46・井上小百合さんと相手役の入野自由さんはともに2021年末の青春アドベンチャー「世界から歌が消える前に」に出演されている。

■リスナーのコメント■

  • 奈良時代の駅家をテーマにしたガール・ミーツ・ボーイもので、駅家を支えた無名の人々に想いを馳せることができました(AY)
  • いい作品だった(いもあん)
  • 作品にあふれるロマン感が良かったです。(けく)
  • 古代を舞台にした独特な空気を感じられる作品で、印象的でした。(匿名希望)
  • 奈良時代の広島の道を舞台にした話というのも珍しいし興味深かった。(潤之)

第8位(4票・3作品)

◆ロダンとカミーユ、あるいはルイーズ
若村麻由美さんと石坂浩二さんの豪華な二人芝居。
女性彫刻家カミーユ・クローデルの妹ルイーズを若村麻由美さんが、そのカミーユの愛人だった彫刻家のロダンを石坂浩二さんが演じる。

■リスナーのコメント■

  • ロダンの弟子である妻であったカミーユは、女性であるがゆえに仕事を認められなかったと聞く。彼女の人生と彫刻への関心をかきたてられた。(いもあん)
  • なんか崇高な事を石坂浩二さんは仰っていたんだと思いますが、僕には記憶に残りませんでした。(匿名希望)
  • 昔はロダンとカミーユの関係のように芸術家の女性は素晴らしい才能を持っていても男性に吸収されてしまう、男性の名を借りなければ注目されることも価値も生まれない、だから女性は男性に依存するしか無かったという悲しい現実を実感しました。まるで江戸の葛飾北斎と葛飾応為のようだと感じました。(みず)
  • 主演二人が素晴らしかった(匿名希望)

礼文バージンロード
妻と離婚し、ひとり昆布漁師を続ける男性を宇梶剛士さんが演じる。
「第17回北野シナリオ大賞」の受賞作で札幌放送局制作。
元乃木坂46の伊藤万理華さんが娘役。

■リスナーのコメント■

  • 礼文の海に広がるバージンロードが目に浮かぶ様な描写が心に残ります。(北国のPorco )
  • 最初から母親と不倫相手が糞で、他がいい人ばかりなので大変聞きやすいです。あと普通にウルッと来ます。好き(匿名希望)
  • 終わり方が最高だった。少し自分の環境に置き換えてしまったからというのもある(げん)

◆心を拾う活版印刷所
福岡市城南区を舞台にした若者の再生物語。
主演は福岡市出身で第18回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストのグランプリを受賞して芸能界入りした中村蒼さん。
活版印刷所の店主を演じるでんでんさんも福岡出身である。

■リスナーのコメント■

  • 題名が見事
    活版印刷が懐かしい。(いもあん)
  • 飄々とした森田さんの雰囲気が良かったです。(けく)
  • 下町の人情物というイメージです。(水松)
  • モデルとなった活版印刷所のことまで詳しく知りたいと色々検索してしまうくらい興味深いストーリーでした。(しおじさとし)
  • でんでんさん演じる森田の飄々として人情のあるキャラクターが魅力的。栗原の思いはきっと届いているはず。(匿名希望)

第11位(3票・9作品)

はるかぜ、氷をとく(再)
2021年に初回放送された作品の再放送。
渡辺あやさんの脚本で、原発からの自主避難の顛末を描いているが、扱っているテーマ自体は普遍的なもの。
酒井若菜さん、新山千春さんというベテラン女優の中で、素人(のはず)の中村天海の演技が出色。

■リスナーのコメント■

  • 今年に限らず、これ迄でダントツ1番の作品。
    「こなみ」の声の力が圧倒的に響きます。(北国のPorco )
  • NHK=福島=原発事故、ときいて少々、食傷気味と感じざるを得なかったが、聴いてみたら思った以上の良作だった。有名脚本家の脚本と聞いて納得。出演者も素晴らしい。(Hirokazu)
  • 前回の記憶かあっても、しみじみ聞くことができた作品。(いもあん)
  • 「大人になると喧嘩が下手になる」というセリフが印象的でした。(けく)
  • 何回聞いても名作(水松)

嘘と餃子と設計図
青春アドベンチャー「帝冠の恋」でゾフィーを演じた野々すみ花さんがハウスメーカー勤務の設計士役。
そしてその父親役が山西惇さん。
オーディオドラマって面白い。

■リスナーのコメント■

  • コミカルでありながらしっとりと聴かせる展開で面白かったです。(けく)

◆うちの釜揚げシラス
遠州灘のとある海辺の町では各家庭ごとに釜揚げシラスを買う店が決まっており、それを変えるのは大ごと、という設定は事実なのだろうか。
主演の田中りるさんは同時期に青春アドベンチャー「カナコと加奈子のやり直し」にも出演されていた。

■リスナーのコメント■

  • ・全体的に話の規模が小さいと感じた
    ・加藤くんの告白台詞、高校生でアレはダメだろ。
    ・所々に「早く話を進めてくれ」と言いたい部分がある
    ・愛ちゃん(ヒロインの幼馴染)が後半、闇堕ち(?)して友情に亀裂が出来そうでもあるし、果たしてハッピーエンドなのかと思ってしまう。
    只、聞きやすい話ではあった(匿名希望)
  • 美味しい釜揚げシラスが食べたくなると同時に人間模様が絶妙なバランスで好きです。(しおじさとし)

◆決められない松田、おすすめの一本
レンタルビデオ屋という存在が急速に消えていったことにふと気が付いた。
時代が変わると仕事というものがあっさりなくなることに妙に愕然としている。

■リスナーのコメント■

  • 閉店するレンタルビデオ店の寂しさが良く出ていたように思います。(けく)
  • 好きなコメディ作品だった。閉店とともにようやく前へ踏み出す松田に幸あれ。(匿名希望)

◆HOME~宮崎の中の故郷(オキナワ)~
宮崎市中心部に実在する「リトル沖縄」(戦時中、沖縄から宮崎に疎開してきた人々がつくった町)が舞台。
なんでも小学校で全校生徒がエイサーを演舞するのだそう。
ヒロイン役の池間夏海さんは沖縄出身、もちろん津嘉山正種さんも沖縄出身。
ちなみに主演の名村辰さんは袴田亮と同じ明治大学国際日本学部出身らしい。

■リスナーのコメント■

  • 50分とは思えない満足感だった。民族文化を取り入れた作品ってどうしてもその文化を広める気持ちが強くなってしまって、ストーリーと辻褄が合わなくなってしまうことが多いが、この作品はそんなことなく、沖縄の文化も知ることができた(げん)
  • こんな沖縄もあったんだと勉強になる。
    最後主人公が現代を生きる若者の心境を語るのが説教臭かったかな。
    地方局ならではの話で面白かったです。(浅田飴)
  • 地方の戦争の話は新鮮味があって良いと思いました。(けく)

◆ミシンと金魚
竹下景子さんが認知症の女性をひとり芝居で演じる。
原作は小説家・永井みみさんのすばる文学賞を受賞した小説。
永井さんはケアマネージャー出身とのこと。

◆【特集オーディオドラマ】おやつのいくさ(再)
2020年に前編・後編にわけて放送された作品の再放送。
戦時期における福岡の大衆劇の旅回り一座を描いた作品。
若村麻由美さん、吉本実憂さん、松田洋治さん、いしのようこさんなど豪華な出演陣。

■リスナーのコメント■

  • 戦時中は、こんなことも起きていたなんて。(いもあん)
  • テーマ曲を覚えてしまいました。(水松)
  • 再放送できちんと聴いたのだけど、なかなか面白かった(潤之)

◆【特集オーディオドラマ】真夜中のプラネタリウム
世界一の大きさ、日本一の来場者数を誇る名古屋市科学館のプラネタリウムを舞台にした新人解説者の成長物語。
制作陣によるプラネタリウムの取材記事がこちらにある。

■リスナーのコメント■

  • 1年でタイムスリップものが3回はさすがに多い。作者や製作陣に、先行作品と同じことはしないというプライドはないのか?(匿名希望)
  • プラネタリウムという、目で楽しむものをラジオでどうやって表現するのかなって思ったら、解説員の話だとは思わなかった。なるほど、解説員の解説の話だったら星空がメインではないもんな。(げん)
  • また、タイムスリップものか。と思いましたが、結構面白かったです。(水松)
  • 天体観測とか星についてさほど興味があるとは思えない自分が、実際にこのプラネタリウムに行ってみたくなりました。(しおじさとし)
  • かこに戻ってプラネタリウム発展してるのがよかった(小さなドア)

第19位(2票・6作品)

◆私の人生は喜ばれない
私は、スーパーキューピッド」に続き桜庭ななみさんのFMシアター主演作第2弾。
スーパーキューピッドでは銀行員だったが、今度はTV局の記者。
ちなみに青春アドベンチャー「うるはしみにくし あなたのともだち」では高校教師。
なぜか働く女性が良く似合う。

◆隣の魔女
潔癖症の女性が掃除に目覚める。
主演は青春アドベンチャー「さいごの毛布」の徳永えりさん。
山本陽子さんやえなりかずきさんも出演されている。

■リスナーのコメント■

  • 魔女の秘密が気になって、楽しく聴けました。(けく)

◆昭和から来た男
津田寛治さんが青春アドベンチャー「北海タイムス物語」にひきつづきまたしてもモーレツ社員を演じる。
対する「令和の社長」という触れ込みの高嶋政伸さんだが、こっちもイメージは昭和では?

■リスナーのコメント■

  • 終わり方がイマイチだったけど、言葉一つ一つに意味があった。(げん)
  • 昭和の光景がわかりやすくうかぶ作品(小さなドア)

◆土の記憶
世界遺産「北海道・北東北の縄文遺跡群」の一角をなす岩手県一戸町の御所野遺跡が舞台だが、歴史ものではなくあくまで現代劇。
主演は女優(元アイドル)の畑芽育さん。
助演の眞島秀和さんは山形出身なので一応、北東北つながりではある。

■リスナーのコメント■

  • 縄文時代に興味を持っているのでとてもよかった。(おかぴ)

琥珀(こはく)のひと
日光奥地の森を舞台とした老人と女性の対話、という渋い作品(宇都宮局制作)。
老人役は石橋蓮司さん(姜子牙!伊神甚兵衛!)、女性役は志田彩良さん。

■リスナーのコメント■

  • たっちゃんとの思い出が好き。孫との暖をとりながらのやりとりの細々としてる感じが好き。
    最後の「お前の人生は明るい」が好き(ケイル)
  • 予定調和で人間関係に無理があってよくある老人と若い女の話で全然好みじゃないのに感動した。
    全体的な雰囲気と役者さんの力かな。
    地方局ならではの話で面白かったです。(浅田飴)
  • どこに話が転がるか先が読めなくて面白かった(あんこ)

手を振る仕事(再)
心を病んだ鉄道員が担当する”手を振る仕事”とは?
初回放送は2021年11月で、2021年アンケートでは第2位だった。
主演格は青木柚さんと、中田青渚さんだが、元乃木坂46の井上小百合さんの初めてのオーディオドラマ参加作でもある。

■リスナーのコメント■

  • 仕事内容はファンタジーだが、意外と仕事って何かを真面目に考えさせてくれる。割としんどい話だが。(Hirokazu)
  • 渋い、味のある作品だった(いもあん)
  • これがなぜ毎年のように再放送されるほど人気なのかはわからないけど、手を振る仕事という着眼点は面白いと思う。本当にこういう部署を置いている鉄道会社があるのかはわからないけど、あったらいいなと思う。(げん)
  • やはり賞を取るだけあって、何度聞いてもほろりとする良いドラマだった。(ひがかん)
  • 再放送でも良かった(匿名希望)

第25位(1票・6作品)

1票のみの作品は以下のとおりです。

作品名 リスナーの感想
僕の夢はアナウンサー
あいあるあした(再)
  • 山本文緒さんが好きなので。(ひがかん)
がんばれ!ギャル鵜匠
  • 思わず応援したくなります。(しおじさとし)
もしもきみなら
  • 普段の生活ではつい忘れがちなことが描かれていると思いました。(けく)
染井吉野にピンクのリボン
  • 会話劇がラジオらしく笑いの中に感動があった(匿名希望)
とうがきの花ことば
  • 戦争とコロナ禍を結びつける展開は良いと思いました。(けく)
  • 昔と今のつながり方に感動した。力強いドラマだった(匿名希望)
  • 苦しい選択をした佐知子の母、戦後たくましく生きていかざるを得なかった佐知子たち姉弟、主人公江波の心細さが涙腺にきた。グツグツと煮込む音が沁みる。(匿名希望)

コメントのみ

投票はないがコメントのみ寄せられた作品は以下のとおりです。

作品名 リスナーの感想
朝が生まれる
  • 先が見えない不妊治療の辛さが伝わってきました。(けく)
マイライフ・アズ・ア・ドッグ
  • 子供病院が舞台のネタには弱いので、涙が出ました。(けく)
20世紀のエンドマーク
  • そろそろ「この話が自分の身にも降りかかってくるような年齢になりつつあるな~」と思いながら聞きました。(vt)
あの日々たちよ~詩劇としての
  • 一回聴いただけではうまく理解できていなかったが、二度三度聴いているうちに、塩見三省さんの演劇への情熱をひしひしと感じた(にざえもん)
小夜嵐(さよあらし)
  • ちょっとした推理もの。いい結末だった。(いもあん)
あなたは最期に(再)
  • 死神ものだが、ちょっと物足りない。(Hirokazu)
  • 死神がやってきて面白い展開だった(小さなドア)
乾杯ワインは時を超えて
  • ワインの市長がひたすらにカッコよかった。
    特に最後タイムスリップした時の挨拶がベージュのスーツが似合うハットを被ったイケ親父って感じでたまらん。
    ど根性と負けん気、元気なやりとり。
    こんな人と一緒に働きたい。(ケイル)
  • 十勝ワイン誕生の話にタイムスリップが必要あったのかどうか疑問です。(水松)
ことばの刃
  • つい強いことばを使ってしまい、それで自分だけが気持ち良くなってしまうという問題は、昨今の誹謗中傷問題とも関連していて興味深いと思いました。(けく)

まとめ

以上です。
参加者数が昨年より少なく、コメントも少なめですが、投票が少なくてもかなりコメントが多い作品もあり興味深いところです。
なお、出演者以降のアンケート結果は別記事にまとめます。

【2022年のリスナーアンケート結果一覧】


■アンケート企画の結果
各年ごとアンケートの結果一覧はこちらから、全作品アンケートの結果一覧はこちらからご覧ください。


■2020年代の放送作品
2020年代にFMシアター/特集オーディオドラマで放送されたラジオドラマのうち、当ブログで紹介済みの作品の一覧はこちらです。


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