【特集：青アド・ポーカー31】宝塚歌劇団でトップスター又はトップ娘役を務めた女優さんが出演しているラジオドラマ
1992年に始まった青春アドベンチャーの初期の時代を彩ったのは宝塚歌劇団出身の女優さんでした。
川口ディレクターの多用
当時、極めて多くの作品を演出した川口泰典さんが「派手な演技がさまになる」（詳細はこちら）ことから多用しました。
その後、長らくこのようなことはなかったのですが、現在2020年時点で最も多くの作品を演出されている藤井靖さんが、ミュージカル俳優を多用していく中で、再び宝塚歌劇団出身の女優さんの登用が目立つようになりました。
藤井ディレクターの多用
特に元トップ娘役の方の出演が目立つのですが、この度、元トップスターの朝夏まなとさんが「悠久のアンダルス」に主演されることに併せて、元トップスター・トップ娘役の方々が出演している作品の一覧を作成してみました（一覧表には青春アドベンチャー以外の番組で放送されたラジオドラマも含んでいます）。
特にこの分野に詳しいわけではないので、漏れている方もいらっしゃると思います。
お気づきの方は是非ご指摘願います。
なお、“●”が元トップスター、“○”が元トップ娘役です。
花組
- 北壁の死闘（1992年8月）
- サンタクロースが歌ってくれた（1992年12月）
- BANANA・FISH パート1」（1994年5月）
○秋篠美帆さん（1985年～1987年）
- ベルサイユのばら外伝（1992年11月）
○森奈みはるさん（1992年～1995年）
- ジャンヌ（1996年1月）
- 黒いユニコーン ランドオーヴァーpart3（1996年8月）
- 踊る21世紀（2000年10月） ほか
○純名里沙さん（1995年～1996年）
●霧矢大夢さん（2010年～2012年）
○蘭乃はな（2010年～2014年）
- ピーチ・ガイ～ハリウッド・リメイク『桃太郎』～（2021年11月）
○花乃まりあ（2014年～2017年）
- 黒十字の魔女 ヴィクトリア朝怪奇冒険譚外伝（2021年12月）
- 影をなくした男（2024年2月）
○仙名彩世（2017年～2019年）
- ウブヒメ（2022年3月）
○華優希（2019年～2021年）
月組
- 新竹取物語 1000年女王（1992年1月）★
- ヴァーチャル・ガール（1995年5月）★
- 踊る21世紀（2000年12月） ほか多数
○映美くららさん（2001年～2004年）
- ラジオの前で（2007年6月）
- 僕たちはもう帰りたい（2019年10月）
- ビギンズナイト 俺たちのカウント2.99！（2020年3月）
○彩乃かなみさん（2005年～2008年）
- 白銀騎士団 シルバー・ナイツ（2022年11月）
- ラングドックの薔薇（2023年7月）
雪組
- 帝冠の恋（2017年1月）
●音月桂さん（2010年～2012年）
- 輪廻転Payうた絵巻（2021年1月）
●壮一帆さん（2012年～2014年）
- レディ・トラベラー1920（2020年11月）
○咲妃みゆさん（2014年～2017年）
○真彩希帆さん（2017年～2021年）
- 1848（2021年8月）★
- 青髭公の五番目の花嫁（2022年5月）★
星組
- 帰ってきた男（1990年1月）
●順みつきさん（1980年～1983年）
- ユンカース・カム・ヒア（1991年4月）
●峰さを理さん（1983年～1987年）
- 空色勾玉（1989年6月）
○姿晴香さん（1982年～1983年）
- サンタクロースが歌ってくれた（1993年12月）
- ウォッチャーズ（1994年1月）
○毬藻えりさん（1989年～1987年）
●幸寿たつきさん（2001年～2003年）
- 青髭公の五番目の花嫁（2022年5月）
宙組
- 斜陽の国のルスダン（2017年8月）★
- 紺碧のアルカディア（2019年10月）★
●大空ゆうひさん（2009年～2012年）
- マクロプロスの処方箋（2023年2月）★
○野々すみ花さん（2009年～2012年）
- 雨にもまけず粗茶一服（2016年9月）
- 帝冠の恋（2017年1月）★
- カーミラ（2018年3月） ほか多数
●朝夏まなとさん（2015年～2017年）
- 暁のハルモニア（2018年8月）
- 悠久のアンダルス（2020年7月）★
- 軽業師タチアナと大帝の娘（2022年8月） ほか
（注）★は主演作品です。
こうしてみると元トップスターの方も意外多いですね。
■シリーズ「青アドポーカー」
作品間の緩やかな繋がりを楽しむこの企画。
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■宝塚関連記事第2弾
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