出演者特集その1「青春アドベンチャーに出演した有名俳優など」

青アドの小ネタ

●NHK-FMオーディオドラマに出演した有名俳優


この記事は出演者さんのお名前が多数出ますので、敬称略とさせて頂きます。
また、この記事は特に俳優さんの名前で検索されて閲覧される方が多いようです。
この記事だけだと意味不明だと思いますので、このブログの概要を記載したココもご参照ください。


青春アドベンチャーの出演者は様々

NHK-FMのオーディオドラマ番組、青春アドベンチャーの出演者は洋画系の声優、アニメ系の声優、舞台俳優、映画俳優、宝塚の方から歌手、グラビアアイドルなどなど様々です。
個人的な意見をまず書いてしまうと、どのバックボーンの方も良い演技をされていると思います。
例えば某ジブリ映画に出演されている某コピーライターの演技(ご本人は尊敬に値する素晴らしい方だと思います。)のような極端な例は見当たりません。
絵があるアニメは専門でない方が声をあてるのは難しいのかなと思いますが、ラジオドラマは各出演者それぞれの話し方の「間」を生かすことが出来るので、専門の声優さんでなくても出演しやすいのではないでしょうか。
もちろん専門の声優さんが訓練された技術を存分に発揮されるのを聞くのも楽しいもので、多少オーバーであっても是非専門家ならでは特徴を全面に出して演じて欲しいと思います。

アドベンチャーロード時代

時期別に見ると、特にアドベンチャーロード時代以前(「ふたりの部屋」時代を含む)にはいわゆる「大物俳優」が多数出演されていた時期があり、私が直接聞いたことがある方だけを挙げても以下のとおりです。
凄いというか渋いというか…

(ア行)
石田純一(マージナル)、石橋蓮司(黄昏のベルリン)、榎木孝明(グリーン・レクイエム無限への崩壊)、大和田獏(名探偵なんか怖くない)、奥田英二(グリーン・レクイエム)


(カ行)
北大路欣也(おろしや国酔夢譚)、国広富之(遥かなる虎跡


(タ行)
宅麻伸、東野英心(CF愚連隊防潮門)、鶴見辰吾(ハートでジャンプ!


(ナ行)
内藤剛志(シャングリラ)、名古屋章、西田敏行(拝啓 名探偵殿)、野口五郎(人魚の森


(ハ行)
原田芳雄、藤岡弘、


(ヤ行)
役所広司(21世紀のユリシーズ)、

青春アドベンチャー・サウンド夢工房時代

サウンド夢工房・青春アドベンチャー時代にはこの傾向は弱まっていますが、青春アドベンチャーについては約30年近い歴史がありますので、その間には色々な俳優さんが出演されています。
詳しくはwikipediaの「青春アドベンチャー」を見ていただければ良いのですが、出演経験がある方をざっと挙げただけでも以下のとおりです。
さすがNHK。

(ア行)
東幹久(風の向こうへ駆け抜けろ)、阿部サダヲ(不思議屋博物館)、阿部寛(新宿鮫・氷舞)、市原悦子(フラワー・ライフ)、石坂浩二(ドラマ古事記)、石立鉄男(蒲生邸事件)、石田ひかり(恋愛映画は選ばない)、岩崎良美(なぞタクシーにのって…哲ねこ七つの冒険)、内野聖陽(モンテ・クリスト伯)、江守徹(神々の山嶺、ドラマ古事記)、大鶴義丹(不思議屋不動産)、大和田伸也(封神演義)、岡田義徳(邪鬼が来る)、尾美としのり(不思議屋博物館、不思議屋貿易商


(カ行)
筧利夫(紅はこべタイガーにしなさい!「卯」の音も出ない!火喰鳥 羽州ぼろ鳶組)、賀集利樹(マナカナの大阪LOVERS)、勝村政信(ロズウェルなんか知らない)、金子貴俊(しゃばけ)、上川隆也(天使のリールサンタクロースが歌ってくれたあたしの嫌いな私の声)、唐沢寿明(いつも誰かが…)、河相我聞(有頂天家族終末のフール闘う女。)、岸部一徳(ふたり)、国広富之(あなたがいる場所あなたに似た自画像)、近藤正臣(封神演義2「朝廷軍の逆襲」


(サ行)
堺雅人(不思議屋薬品店)、佐々木蔵之介(仮想の騎士黒いユニコーン)、篠田三郎(人喰い大熊と火縄銃の少女)、嶋田久作(スカラムーシュ)、鈴木蘭々(ゴー・ゴー!チキンズパート2)、せんだみつお(蒲生邸事件)


(タ行)
高橋由美子(不思議屋博物館)、田口トモロヲ(神去なあなあ日常)、宅麻伸(風になった男)、田辺誠一(不思議屋博物館)、鶴見辰吾(マナカナの大阪LOVERS)、


(ナ行)
永島敏行(スカラムーシュ、神々の山嶺)、仲代達矢(夢源氏剣祭文)、長門裕之(ハッピーバースデー)、中村梅雀(魔岩伝説)、名古屋章(邪鬼が来る)、西岡徳馬(スフィア)、西田敏行(浮遊霊ブラジル)、温水洋一(辰のお年頃、2001年巳年の旅


(ハ行)
萩原聖人(エンジェルス・エッグ蒲生邸事件)、橋爪功(魔術師)、林隆三(ベルリンの秋)、ふかわりょう(燃えよ虎の子)、藤岡弘(封神演義、メゾン・ド・関ケ原)、ベンガル(世界でひったひとりの子)、


(マ行)
宮崎美子(スカラムーシュ)、森繁久彌(ドラマ古事記)


(ヤ行)
山本耕史(オーバー・ザ・ハポン~空の彼方へ家族ホテル


(ワ行)
若林豪()、若村麻由美(プラハの春)、渡辺いっけい(北壁の死闘など→詳しくは「出演者(その2)」)、渡辺徹(白狐魔記 洛中の火白狐魔記 元禄の雪)、綿引勝彦(あでやかな落日、闘う女、新宿鮫・氷舞)、渡部篤郎(海賊モア船長の遍歴

その他、NHKの朝の連続テレビ小説に主演された女優さんも多数出演されています。

FMシアター

ちなみに、上記で挙げたのは青春アドベンチャー系の帯ドラマとこれに近いエンタメ系の単発ドラマだけの出演者ですが、NHK-FMのもうひとつのラジオドラマ枠である土曜日50分の枠(主としてFMシアター放送)の方が実は有名人を起用する傾向にあります。
このブログでのFMシアター作品の紹介数は少ないのですが、渡辺謙(大黒屋光太夫)、市毛良枝(もう一度、夫婦で)、イモトアヤコ(ほかの誰でもないアヤコ)、木村多江・山口智充(産後途中下車)、長谷川博己(孤島の花)などの有名人出演作品をご紹介済みです。

若手女優の起用

さて、話を青春アドベンチャー枠に戻しますと、その他、意外と軟派というべきか、若手女優やグラビアアイドルを起用することもあったりします。
小田茜(少年探検隊)、川村ひかる(迷えるお未年申モノにござる)、原史奈(今夜はバードいこう!来年こそはワン!だふる)、加藤夏希(モー、ギュッー!として、燃えよ虎の子)、黒川芽以(珊瑚の島の夢僕たちの戦争)、山崎真美(ゴー・ゴー!チキンズ)、磯山はるか(スカラムーシュ)、朝倉あき(幻想郵便局放課後はミステリーとともに)、杉本有美(93番目のキミ)などです。
最近では、AKB48から木﨑ゆりあ(00-03都より愛をこめて)、乃木坂46から久保史緒里(阪堺電車177号の追憶)、井上小百合(世界から歌が消える前に)などのアイドルグループ出身の若手女優の起用も続きました。

変わった配役

また、特殊な役にあわせて一発狙ったような配役もあります。
代表例がゴー・ゴー!チキンズシリーズ()の水木一郎、ローリー、鼠先輩、マーティ・フリードマンや、「風の向こうへ駆け抜けろ」に出演されたナイツの土屋伸之や小林雅巳アナでしょうか。
一方、コメディアン起用でも「まるみちゃんとうさぎくん」のダンディ坂野さんは至ってふつうのお父さん役でした。
また、ネガティブキャラで有名な栗原類(負け犬たちのミッドナイト・バス)や、歌手の小柳ルミ子(アゴラ69~僕らの詩(うた))の起用も印象的です。

実は伝統

このような柔軟な出演者の選定方針は実はアドベンチャーロード時代からの一貫した傾向です。
当時、アイドル的な位置づけであった坂上忍・伊藤つかさ(インベーダー・サマー)、風見慎吾(幽霊海戦)、錦織一清(西遊妖猿伝続・西遊妖猿伝)などを積極的に起用していましたし、柔軟といえば、古舘伊知郎(赤川次郎の天使と悪魔)、関根勤(泥棒をつかまえろ!)、なども凝った配役でした。
アドベンチャーロード時代の変わり種配役といえば、一時期常連であった青木愛(暗殺のソロ最後の惑星)。
この方、青木愛参議院議員ですよね?
もちろん狙ったわけではなく結果としてこうなっただけ。
元気でとてもかわいい声であったのが印象的です。

さて、長くなってしまったので以下の「常連出演者の方々の紹介」に続きます!
是非そちらもご覧ください。


■人気俳優・声優の出演一覧


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